913号
昨日の毎日新聞の夕刊に興味ある記事が出ていた。世襲政治についての評論だ。作家の童門冬二さんと、講談師の神田紫さんの意見であるが、神田さんの意見は手厳しい。いや~全くその通り、そのご意見にさんせ~い!!
安倍さん、福田さんが2代続けて首相の座を放り出すのも無理ありませんよ。一国のあるじとしての精神力や忍耐力を身につける過程を省いたんですから。「やっぱり、お坊ちゃんはダメよね。甘ったれ、根性なし」って。だから申し訳ないけど、麻生さんも期待できません。まあ、小沢さんも世襲なんですけれども。
小泉さんにもがっかりしました。次男に地盤を継がせるなんて、「自民党をぶっ壊す」と言った人のすることでしょうか。獅子は我が子を千尋の谷から突き落とすと言います。小泉さんはぜひとも、「お前はゼロからやれよ」と突き放してほしかった。でもライオンになりきれなかたんですね。もしもですよ、何十年か先、この次男が首相になったら、また政権を投げ出すのでしょうか。
小泉改革が吹き荒れて、落ち着いた先は「格差拡大」だけ。多くの国民は塗炭の苦しみを味わわされている。これだけの犠牲を払いながら「改革」をした意義があるのか疑問符をつけたい。それはさておき、それだけ国民に期待させた背景には、賄賂を受け取らない政治家としての潔癖さが、「改革してくれる」と錯覚させたのではないだろう。ライオン丸よろしく髪を振り乱して「改革」を叫びながら、「改革」にはほど遠い世襲を堂々とやるところに、彼の本性が見えてくる。「改革」とは先ず自ら律するところから始まるはずだ。世襲のお坊ちゃまでは絶対に「改革」はできない。福田さんにしても安倍さんにしても、そして麻生さんにしても名門ではあるが、「改革家」とは違う。





