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昨日、「11時から北九州市議会で代表質問があるので来てくれないか」と、南里さんから依頼があったので、遅れながらも顔を出した。「日本くま森協会」のメンバーが何人か来ていた。「森の再生について」の質問であるが、他にも7項目の質問があり、わずかな時間で市長やそれぞれの責任者が答弁するのだから、真剣な議論は期待できない。質問書も答弁書も互いに読み合うと言った、昔ながらの慣行通りでは迫力も熱意も伝わってこない。ついつい居眠りしてしまった。


国会もそうだがいつまで経っても、政治家が自分の言葉で語ることがないこの世界では、「改革、改革」といくら叫んでも、改革を真っ向から否定する官僚の台本を読み合わせている限り空しい現実しか享受できない。たまたま今朝のテレビで、中田宏横浜市長がこんな話をしていた。「政治家や行政に任しっぱなしでは、いずれ必ずそのツケは住民に返ってくる」と。


また総裁選に関し市民へのインタビューでは、「暮らしを楽にして欲しい」「老後の生活を何とかして欲しい」など、欲しい」「欲しいばかりである。これではいつまで経っても政治家と市民の上下関係は続く。「してやっている」と見下した考えが、とんでもない国をつくってしまったということを国民は反省すべきである。政治家を育てるということが大事なのである。



唯一の収穫は、終わって帰り際に、北橋健治市長とすれ違って会釈して分かれた。声がするのでふと振り返ると、「いま、マイ箸を使っています」と言われ、お互いに笑顔で別れた。市長選に立つ前に「環境を言う前に先ず率先垂範、マイ箸から実践して下さい」と話していたが、こうして実践されていることを聞いてとても嬉しく思った。政治家が先ず範を垂れる。これこそ「改革」だ。