798号
中国から飛んでくる黄砂は年々ひどくなる。昔は北九州近辺くらいだったが、今や日本全国に広がっている。京都なんかとてもひどいそうだ。砂漠化がどんどん進んでいるからで、日本から色んな団体が植林に出掛けているが間に合わない状況だ。最近特にひどいのは、工場から吐き出される大量の化学汚染物質が混じって、光化学スモッグとなって飛来してくるから始末に負えない。おいらなんかも、今年は花粉症かなあと思っていたらいつまでも治らない。喉が乾燥したようにヒリヒリ痛く、鼻が詰まり、息苦しくて夜中も眠れなくて本当に苦労した。
いまや環境問題は一国に収まらずグローバル化がどんどん進んでいる。北九州市ではかつて公害で苦しんだ経験を持ち、それを克服した技術は一級品だ。その一級品の技術を今こそ国際貢献として大いに活用すべきである。自衛隊の海外派遣なんかよりよほど国際貢献に繋がり、世界中から尊敬される存在となり得るではないか。なぜそこに早く気づかないのだろうか。アメリカをはじめ各国は軍事費を抑え、その費用を一刻も早く公害対策や環境対策に回すべきである。人類の生命が未来永劫続いていくために、世界中の叡智を結集すべきときである。
・・6/8のつづき
高 木 そうですね。日本では、ダム、空港、原子力、自動車道路など、「長期的、総合的」という視点で問題があるものが多いですね。
問題解決はみんなの知恵で!
笠 松 上勝町は現在、65歳以上の高齢者比率が48%ですが、町内には、50%を超えている限界集落が幾つかあります。限界集落について、政府が進めているのは、「集落の再編」です。「不便なところはつぶして、便利なところへ出てこい」という発想です。しかし私は、「集落の再生」がしたいのです。たとえば、上勝町はインターネットの光ファイバー普及率が86%です。つまり情報に関しては、東京も大阪も上勝町も一緒なのです。ですから、上勝町で暮らしながら、森林の管理、農地の管理を進め、さらに店舗を持たずにインターネット販売で経済活動も出来るのです。人が住まないと、地域は衰退して荒廃していきます。その場所に住むことが大切なのです。 ・・・つづく



