371号
昔の結婚式は、各家庭で花婿花嫁を囲んで賑々しく行われていた。それを豪華なホテルで再現してくれたのが娘の華絵と新郎の望君だった。仕事の関係上12月の24日に籍を入れていたのだが、すべてお任せで、ゲストのジリムトさんの斡旋以外は彼女らが執り行った。勿論お金の面も。身内だけでと言う話だったが、内容から察すると費用も相当かかっているようだった。人前結婚式なるものも初めて体験させて貰った。式にはありがたいことに、娘のお友達が沢山駆けつけてくださった。先様のことを慮って披露宴は身内だけと言うことになった。岡山からご両親とお兄さんご夫婦と妹さんがお出でてくださった。お兄さんは望君の出身校関西高校の教師をしながら陸上部の監督をされていて、合宿中から抜け出して来られ、今朝5時には戻って行かれた。教え子が甲子園で頑張っているそうな。妹さんも体操の先生をされていてスポーツ一家である。
(結婚証明書を読み上げる新郎新婦) (モンゴルのジリムトさんの演奏。荒城の月など、拍手喝采)
こちらは、息子玄徳夫婦、華絵と玄徳の育ての親でもある家内の妹由紀枝さん、なぜか土ッちゃんご夫妻(華絵がご指名)。本当にその昔を思い出す、家族的な和気藹々和やかな楽しいひとときをプレゼントして貰った。一人ひとりが自己紹介をしながら、祝福の言葉をくださる。「ワッハッハ」と大きな笑い声が洩れてくる。とても明るいご家族に大安心だ。すべてをお任せできる。
(ご両親初めてのケーキカットにテレまくり) (家内がいつものようにふざけてケーキを・・)
31年来付き合いのルマンさんにウエディングケーキを注文してくれていた。そしてなんと、両家の両親用にもそれぞれのウエディングケーキが・・・一人ひとりの似顔絵のお菓子が添えられている。なんという心遣いであろうか。「この子には何もしてあげていないのに、こんなにも優しい人間に育ってくれて」と思ったら、涙が込み上げてきた。お母さんもお父さんも「ハナちゃん」と、親しく呼んでくださる。人様に可愛がられることほどありがたく幸せなことはない。きっと岡田家の娘として幸せに暮らしていけることと確信させて貰った、世界一の結婚式だった。
二次会では「マイウエイ」を・・久しぶりによく声が出た。ハナちゃんとノゾ君のおかげだ。



