ムラサキ科の多年草
紫という色は地位の高さも表している
お坊さんの紫の僧衣は格式の高い坊さんということじゃ
昔々、聖徳太子が定めたといわれる冠位12階では
一番高い位が大徳といい、紫の衣をまとったと言われる。
大阪のおばちゃんか紫のTシャツ着てて
それで格式が高いのはちと違う。
勘違いせんといてな
花は5ミリぐらいの白い花、この根を乾燥させて染めた色が紫だった
むかしは紫を染めるときはみんなこれを使ったそうじゃが
新しく化学染料が出来るとそっちのほうが使いやすい
いつでも手に入る、染めムラも少ない
だんだん花も少なくなっていったんじゃな
そんなことで今では紫草は絶滅危惧種となっている
この花は奈良の春日万葉植物園でひっそりと咲いていました
綺麗に手入れされたところでっせ