河原決明(かわらけつめい)という名前
草の名前と言うよりも、人の名前みたいだ
実はこの花に似ている恵比寿草(えびすぐさ)と言うのがあってね
その種が生薬では決明子(けつめいし)と呼ばれている。
それに似たこいつが河原によく生えているから
河原決明(かわらけつめい)という名前になったそうじゃ
花が似ているからというのはわかるけど
それなら河原恵比寿草でいいんでないかと思うけど
わざわざ生薬名をもじって命名しなくてもいいんじゃないかと思うけどね
葉っぱがねむの木に似ているから
ネム○○というような別名も持っている
河原決明(かわらけつめい)はマメ科の一年草
毎年花を咲かせては豆をつける。
種をまいたら仕事は終わり。
頑張って来年の子孫に命を繋いでいるわけだけど
ここんとこ、いずこも外来種に押されて肩身の狭い思いをしているのが現状
そこで外来種の駆逐法をみんなに伝授しよう
外来種とわかれば、花が枯れる前に摘んでしまうこと。
花が咲かないと種が特定しにくいから
花が咲くまでは仕方ない。
でも、きれいだからと のんびり花を眺めていてはいかん
種をまき散らす前に摘んでしまわないといかんのじゃ
わかった?
河原決明(かわらけつめい)は生薬としていろいろな効能を持っている
便秘によし
強壮によし
もしかしたら認知症にも?
外来種にはそんな効能って聞いたことないでしょ
とにかく在来種を大事にしなくっちゃ
そこの風土に合ったものだから
外来種が入ると
他に生きる物たちへの影響も大きい
だからよその国でも神経とがらせているんだぜ
わかるかな?