山門をくぐり
回廊の石段をひとつ、またひとつ登れば
多くの人が腰掛けた歴史がそこにあった
安息の場所が多くの人を集めたのだろう
振り返れば『大悲閣』の黄金色の文字
大悲閣とは観音様がおわします仏堂のことだそうだ
合掌
今、世界のニュースにイスラム国の残忍非道な行いが流れる毎日が続いています。
それぞれの宗教において、根底にあるものは
人の生き方を説くものであろう
それは自分が、家族が、友人が、知人が
人生に目的をもって幸せに終われるようにというものではかろうか
けっして人を踏みにじるような人になれと教えるものではないだろう
異なる宗教思想を否定するのではなく
お互いを認め合い
世界の人がこれからの人生に人を傷つけることのないように
祈りたい。