英国アンティークのヴィクトリアンサロンチェアを更新致しました。


https://www.is-furniture.jp/products/detail/191



こちら、かなり珍しいサロンチェア(座高からティーチェアだったモノと思います)なんですよ!


まず、年代が古く1860年代...

かなり昔です。


この時代は、貴族やブルジョア階級などでなくとも家具を選べる時代へ変貌しつつある時代で、家具の大量生産などもされだした時代です。


※今の大量生産の内容とは、言うまでもなくまったく違い、生産数も作られ方もまったく違うモノの様です。


そんな中でも、こちらのサロンチェアはミッドヴィクトリアンと言われるスタイルで、ネオゴシックやネオバロックの折衷式となります。



スプーンバックと呼ばれる流線的な背もたれに、背板はトレーサリーのピアスドカーブド(透し彫り)が施されているなど、曲線と直線をうまく使ったチェアとして表現されています。


また、マホガニー材のなかでも、とても目の詰まった木目と、木目の奥から放たれる光沢は、最上級の素材を使用していることがわかります。


※マホガニーでも産地によって大きくランクが異なります。


憶測ではありますが、ブルジョア階級の方が作らせたサロンチェアではないかなぁと思っています。


ブルジョア気分で腰掛けられるチェアはいかがですか?