医療レーザー脱毛は手軽に出来る施術法ですが、より完璧な永久脱毛をする場合、治療回数や治療期間は施術部位や毛髪によって大きく異なります。

☆医療レーザー脱毛は短時間で治療できる
永久脱毛で用いられるレーザーは、直径約1cm×1cmの範囲を一瞬で照射出来ます。そのため、両脇なら約10分程度で治療が終わり、施術範囲が広いスネ毛(両側)でも30分程度で済みます。

☆完全な永久脱毛するなら数回の治療が必要
レーザーは毛に含まれるメラニン色素に反応して、毛根や毛母細胞そのものを破壊します。そのため、毛が抜けたばかりの毛根はレーザーを照射しても効果が出ません。そのため、完全な永久脱毛を希望の場合は1~2ヶ月おきに数回の治療が必要になります。1回の治療でも効果がありますが、一般に最低でも3回以上の施術が必要です。

☆医療レーザー脱毛の治療回数の目安は5~6回
レーザーで永久脱毛を希望する人の多くは脇ですが、その脇脱毛の治療回数の目安5~6回です。その他、太ももやビキニライン(Vライン)でも5~6回が目安です。男性のヒゲなどは毛が太いため10回程度のレーザー照射が必要になることもあります。ただし、毛の太さや肌質には個人差があり、人によって照射できるレーザーの出力レベルが異なるため、実際には治療回数が多くなることがあります。


☆腕などの体毛が薄い部分は1回の治療でも効果が高い
女性の場合は、腕のムダ毛や足のムダ毛は男性と比較して薄いですが、ムダ毛が薄い部分では一度の施術でも十分効果があるため1度のみの施術で満足して2度目の施術を受けない人も多くいます。

☆脇やヒゲなどは医療レーザー脱毛の効果が出にくい
レーザーは、皮膚の表面から4mm程度しか効果が出ません。そのため、毛穴の深いところに毛根がある脇やヒゲの永久脱毛は、より多くの治療回数が必要になります。

☆男性の髭(ヒゲ)の場合は治療回数が多くなる
男性のヒゲは、毛根の部位が深く、しかも毛母細胞の活動も活発なため、一般に治療回数が多くなります。特に、毛深い場合は10回以上の治療レーザー脱毛でも劇的な効果が出ないこともあり、治療期間が長くなることもあります。