立ち消えになった内部告発 の続きです。
2021年8月26日の訴訟提起後、2021年8月31日付けで〇〇医師(過失医)が依願退職し、暫くしてから〇〇医師(上級医)よりお電話で以下のように告げられました。
〇〇さん(母)側の証人として証言するのは難しくなりそうです。もし、どうしても証言した方が良いなら病院を辞めるしかないかなと思っています。最近は家族からも〇〇先生(過失医)のことには関わらないでほしいと言われます。
医療従事者による内部告発の話が立ち消えとなり、梯子を外されたような気持ちになっていた時期と重なり、追い討ちをかけられているようで内心穏やかではありませんでしたが、平静を装いながらお聞きしました。
後日、メールで理由を再確認しました。
(私)
一点ご確認させていただきたいのですが、証言していただくのが難しくなったのは、〇〇先生(上級医)の意思ではなく院長命令だから仕方なくですよね?
(上級医)
その通りです。〇〇〇〇先生(過失医)の方から今回の訴訟案件から手を引くとのご意向表明があったため、以降の後任当該者としては事故手術に直接関係した私の方で対応してくださいというのが上層部の論理だと思います。〇〇院長先生の命令なのか事務局長さんの命令なのかまでは、よくわかりません。また、今後は訴訟の当事者として任命された以上は、患者様や親族様との間で診療に関連した内容以外の会話はしてはなりませんとの命令でした。
理不尽に感じましたが、毎回口癖のように「院長命令は絶対です」と仰る〇〇医師(上級医)のお立場も客観的には理解できましたし、母の主治医として治療を継続していただくためには我儘を言ってはいけないと思いました。
原告側の証人として証言していただくことが不可能でも、裁判の中で病院側の弁護士さんに事実を伝えていただけるものと信じることにしました。
現在
(2024年3月)
訴訟提起から2年半以上が経過しましたが、母の医療過誤に直接関係している上級医は、これまでに一度も市民病院の代理人弁護士と面談したことがないばかりか、病院側から事故についての聴き取り調査等されたことすらないとのこと。
病院上層部の判断だけで裁判が進められていることに違和感しかありません。
一日早い敬老の日
(2021年09月19日撮影)
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(2021年09月13日の日記より)
フェンタニル断薬終了。会話が全く成り立たない状況でフェンタニルが体内から排出されるにつれ精神症状が治まることを期待するしかないとのこと。祈るしかないってことか。
(2021年09月16日の日記より)
回診。フェンタニルが切れたら本当に元の母に戻るのか不安。
(2021年09月19日の日記より)
話の辻褄合わず。痛みが少しましになった時にシュークリーム食べていた。喜んでくれて良かった。一日早い敬老の日。〇〇先生(過失医)のお母様も母と同い年と仰っていたっけ。1年半も入院している母なんかより見た目はもっとお若いのかな。
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医療過誤の経緯に関する記事はこちら→ 医療過誤