主治医との面談(人工透析になる可能性) の続きです。

 

②馬尾神経切断を認識した時期はいつだったのか

 

2020月1月24日(事故の2日後)、〇〇医師(過失医)より「神経が切断されているかどうかについて現段階ではわからない。別に神経がちょん切れたわけではないので、改善の見込みはもちろんあるとは思う」という趣旨の説明が繰り返しありました。

 
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※2020年1月24日の面談記録より

 

足の裏(の感覚)は全然ないみたいで、脛の辺りは結構強めに叩いたりしたらわかるとは言ってましたけど・・・

 

〇〇医師(過失医)

今日はちょっと触れただけでもわかるようなことを仰ってましたので。つまりは改善傾向にあるものもある。ということは、別に神経がちょん切れたわけではないので、改善の見込みはもちろんあるとは思うんです。ただ、手術ビデオを私の方で見返していて、やはり硬膜が破れた時にドリルの先端に索状のものが巻き付いてたんですね。でも、それが硬膜の切れ端を引っ掛けているのか、神経そのものを引っ掛けているのかははっきりしません。色味が一緒なので。

 

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※2021年5月19日の〇〇医師(上級医・当時の主治医)との面談記録より

 

ドリルで巻き込んだのは明らかに神経。神経を巻き込んだら絶対に切れる。切れていないと神経の破片がドリルの先端にこびりつくことはない。巻き込んだ瞬間、歩けなくなったり直腸膀胱障害など何らかの症状が遺るのは確実だと思った。あれだけの神経を巻き込んだらかなり強い症状が遺るのは不可避。

 

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2021年9月14日に「硬膜と神経の色味が一緒だから神経が切断されているかどうかについてはわからないということはあり得ますか?」とご質問した際の回答です。

 

【11】医療事故後の説明(神経切断)より抜粋

 

確かに硬膜も神経繊維も白色調ですが、並の経験がある脳神経外科医師であれば、両者の識別に迷うことはあり得ません。〇〇さん(母)の手術でドリル先端に引き千切れて纏わり付いた繊維状組織は、恐ろしいことですが、紛う事なく神経組織です。〇〇先生(過失医)が手術動画を見直してみても「色味が同じなので」識別が不能であると本気でそう思っておっしゃったとしたら、彼は可哀想なぐらい脊髄疾患の経験・知識が致命的に不足していると言えるでしょう。


本当は神経組織を切断損傷してしまったという認識はあったけれど、本当の真実を親族様に隠さずお話しすることを避けて、意図的に真実を誤魔化す説明を行ったという可能性です。

 

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〇〇医師(過失医)は神経が切断されたことを断言しなかったことを認めていらっしゃいますが「リハビリ等へ向けた意欲が低下することを案じたためであり、責任逃れのために傷害の程度を過小評価させようとしたとの指摘は当たらない」とのことです。しかし、術後説明は私一人で受けたわけですから「リハビリ等へ向けた意欲」とは無関係だと思います。また、2020年1月24日の術後説明以降も〇〇医師(過失医)より「神経が切断された」という説明は一度もありませんでした。

 

 

医療過誤の経緯に関する記事はこちら→ 医療過誤

 

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