第1回検証会議 の続きです。

 

医療事故から1年以上もの月日が経過していましたが、その間も母はずっと後遺障害に悩まされ、事故前の平凡な日常生活は完全に奪われてしまいました。

 

事故の直後から医療従事者を含む病院関係者から「〇〇医師(過失医)は他にも複数の医療事故や問題を起こしている」とお聞きしていましたが、普通ではあり得ないような話が多く、全てを鵜呑みにすることは出来ませんでした。

 

そんな中、当時の主治医(上級医)が〇〇医師(過失医)に刑事告訴されるという異常な状況を目の当たりにし、それまで話半分に聞いてきた普通ではあり得ないような話は本当かもしれないと感じました。

 

その当時の自分の心境を文章にするのは難しいのですが・・・

母は一体どのような外科医に後遺障害を負わされ日常生活を奪われてしまったのか、一緒に働く医療従事者に医師免許を剥奪されなければいけないとまで思わせた医師とは一体どのような人なのか、考えれば考えるほど、母の医療事故は偶発的に起きたものではないような気がしてきて、〇〇医師(過失医)が短期間に起こしたとされる他の医療事故の詳細も知りたいと思うようになりました。

 

2021年3月から4月にかけて、母以外の医療事故の詳細を知りました。事故に遭われた患者様とご家族様のお気持ちを想像した時、言葉では言い表せないほど複雑な感情に襲われたことを覚えています。

 

同時に、病院側が母の事故を未然に防ぐことは十分可能だったと確信しました。

 

 

ある医療従事者に「医療事故として扱われるのはどういう場合ですか?」と質問したところ、「患者家族がクレームを言ってくるかどうか。高齢者の家族は殆ど言ってこない。亡くなった場合、むしろ感謝されることもある。」という予想だにしなかった回答があり、思わず絶句しました。

 

 

医療過誤の経緯に関する記事はこちら→ 医療過誤

 

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