実際のところ誰の為の難病対策か? | 医療大麻解放戦線

実際のところ誰の為の難病対策か?


というわけで、今日は昨日貰ってきた解説書?的なのを写真に撮ってみました。
このアブビーって会社(元アボット製薬)が大麻のいわゆるハイになるとされる成分の合成版・THC製剤マリノールを作っているわけですが、製品情報ページのリンクはこちら。リンク先のFIND PRODUCTSのところのHIJKLMをクリックすると、HUMIRA (adalimumab)から始って幾つかの商品が掲載されているんですが、その一番下にMarinol (dronabinol capsules)って出てきますね。そこからマリノールのページに飛ぶことができます。因みに大麻からの抽出物ではなく合成製剤なのでアメリカなどで処方を受けている場合は手続きをすれば日本にも持ち込むことができますが、日本では処方されません。このヒデブーではなくアブビー、の別の製品であるヒュミラ(リストの一番上のやつです)を来週から使うことになりそうです。なんですがその前に。もうちょっと付け足すとこの元のアボットは、International expansion began in 1931 when Abbott formed its first international office in Montreal, Canada (Fact 21). Expansion continued in 1962 when Abbott entered into a joint venture with Dainippon Pharmaceutical Co., Ltd., of Osaka, Japan, to manufacture radio-pharmaceuticals. (wikipediaより)。ということで、覚せい剤ヒロポンで有名な大日本製薬とも絡んでたみたいですね。ま、そもそも始まりが、In 1888 at the age of 30, Dr. Wallace C. Abbott (1857–1921), an 1885 graduate of the University of Michigan, founded the Abbott Alkaloidal Company. At the time, he was a practicing physician and owned a drug store. His innovation was the use of the active part of a medicinal plant, generally an alkaloid (morphinequininestrychnine and codeine), which he formed into tiny pills which he called "dosimetric granules". This was successful since it allowed more consistent and effective dosages for patients. (wikipediaより)。つまり大雑把に言うと、薬用植物の麻薬成分、アルカロイドを"錠剤でどうぞ"の会社だったわけです。僕が現在処方されている麻薬コデインもバッチリ含まれていますね。ま、いろいろ調べていくと違法マーケティングの問題など黒い歴史も見え隠れするわけですが、興味がある方はこの辺も読んでみるといいと思います。苦笑。

なんですが、話は戻ってヒュミラ。米国医薬食品局に寄せられた副作用報告はざっとこんな感じ。そのトップ10は以下のグラフ参照。



ま、正直な所「大麻さえあれば。」なんですが来週はこれ4本注射する予定だそうです。お幾ら万円?苦笑。いや~、笑えないよね、真面目な話。もし医療者の方、これを見ていたらこういう現実もご理解ください。


そもそも、「難病」の定義というのは「原因不明で治療方法の確立していない希少疾患」ということですが、それこそ「いい加減、医療大麻始めましょう日本。」ですよ。

なんしか痛み止めのバランスが取れてきたので来週あたりから電話とかかけ始めます。
週末、反応次第で配信やるかもしれません。やらないかもしれませんが。別にもう費用面に関してはドネーションも基本的には必要ないので、本気で日本に医療大麻制度があった方がいいと思う人はリツイートなりなんらかの形で意思表示してみてください。ほなまた明日★