麻薬の階段。オピオイド支給。ツムラ大麻。 | 医療大麻解放戦線

麻薬の階段。オピオイド支給。ツムラ大麻。


麻薬と言っても、中毒やら使い古された"踏石理論"の話ではなく所謂"医療麻薬"の段階的処方について。
なぜにそこかというと、今回シートン(瘻孔のあるクローン病患者ならわかると思うけど、排膿の為のシリコンの管)が5本も入っているので痛みが酷い為、来週の外来迄待ちきれずに受診>そしてペインクリニックに行ってきたので。
まぁあんまり弱音は吐きたくないけど、ぶっちゃけ、ここ何日かエリミン5服用後も痛みで何時間も寝付けない悶絶系が続いていたのでそういう患者さんは他に居たら参考にどうぞ。

というわけで、まず急遽予約外にも関わらず担当医の一人が神対応してくれて腫れが酷いとこのシートンを結び直してくれました。これは予想していなかったので非常にありがたい。入院時は彼が回診メインなんだけど、今日外来で居ることを知らなかったのでラッキー。医療大麻にも理解あるイケメンドクターです。
で、その後ペインクリニックに初受診となるわけですが、ここで笑ってしまったのが診察室に入って問診中にふと横を向いたら株式会社ツムラが配っている卓上カレンダーの2月のところが大麻の写真。あ、いや、これがね、これがあった時はよかったんですけど。的な会話をしながらここでも医療大麻の有用性について話すことに。いわばよくある誤解で痛み止め目的としてではなくレミケドやヒュミラに代わる免疫の調整と抗炎症作用が重要なんですよということを話しながら麻薬系鎮痛剤を処方される、みたいな。苦笑。
ついでに言うと、クワ科ではないなずなんだけどね。

ま、ここでやっと本題に入るんだけど最初の受診時は所謂弱オピオイドしか出せなくて様子を見ながら徐々に対応。ということがWHOラダーとかで規定されてるらしく、今回貰ったのはトラムセットという混合剤。第2段階というやつです。ま、オピオイド系は副作用の危険性もそれなりにあるから妥当っちゃ妥当。最悪死ぬからね。ま、そうならないように用量は調整されているんだけれども。使った実感としてはボルタレン併用でも航続4時間くらいかな。それでも多少楽になった感はある。
アメリカだとナルコ(ハイドロコドンとアセトアミノフェンの混合剤)とかバシバシ出るので、まぁ、次回に期待したいところだけど。今のところ方針としては管が抜けるまでは麻薬で乗り切る系で。

こういう疼痛緩和処置も色んな面があって、過剰になりすぎるとアメリカ社会みたいにもなるのかもしれない反面、耐えてナンボの現日本式だと逆に「何の修行ですか?」って話だからね。そういうことを考えると昔の日本人は賢かった、と七味の瓶を眺めながらしみじみ思う。


あと、全然関係ないけど住基カード作ったお。久々の証明写真。やっぱ機械撮りは安いよね。とりま何枚か余分あるから使い回す系で。

さて、そんなこんなで今日は外出多めだったのだけど懐かしのアメスピ(赤)を発見したのでゲット。因みにアメスピは基本添加物無しが売りだけどタバコ自体オーガニック栽培なのはこれだけなんだよね。アメリカでは結構前に"ターコイズ"色のパッケージに変わった筈だけど。


で、今夜は(といっても20分位)カンナビスカップ創始者の一人であるスティーブンがFBでシェアしていた「対テロ戦争は詐欺だ。ISISの根源はアメリカとサウジアラビア。」という番組をなんとなく見ながら、地球を4分の3周してきたグラインダーの写真を撮ってみた。これが人生で出会った中で一番使いやすいんだよね。ある意味個人的には完成系とも言えるメンドウマルチャー。日本で医療大麻が普通に使えるその日に備えて"唯一"持って帰ってきた大麻関連ツールがこれ。他は全部世話になった友人にあげてしまったよ。ま、これなら法的にもX線スキャン的にも問題ないしね。
健康的な北カリフォルニアの日々とプライドを忘れない金属のかけら。を眺めながら麻薬系鎮痛剤摂取というのも皮肉な話だけど、自分で変えるしかないからね。いくら大変でも、無理難題に見えても。諦めたらそこでゲームセット。

結果が出るまでは、薬漬けでも這ってでも前に進んでいきますよ。
グッナイ★