As an exile or a Japanese? | 医療大麻解放戦線

As an exile or a Japanese?

自己のアイデンティの根幹とも言える部分を捨て去るというのは容易な事ではない。
ある意味それは達観ともいえる諦め、もしくは理解。

そんな事を考えながら、2年前、この国へ来た頃の写真なんか貼ってみる。

$医療大麻解放戦線-showcase


日本国内での医療大麻の解放を訴える日本人クローン病患者として2010年の年明けとともにこの国へ渡って来た。時が経つのが早いなぁ。
そう、あれから既に2年。
あの時、一緒に来てた彼女と2人でさっさとアタマぶち抜いて死んでりゃまだある意味"幸せな気分"で死ねたのかなとも思う(苦笑)。まぁ、そう云う状況が訪れるより先に彼女は過酷過ぎる逆境に発狂しちゃって実際はそれどころでもなかったけど...。

昨日、UST.のチャットを見ていて思ったのは相変わらず綺麗ゴトやいい加減な思いつきだけで世の中どうにかなると思っている馬鹿があまりにも多いということ。いや、ならんでしょ。

「日本国民は、国家の名誉にかけ、全力をあげてこの崇高な理想と目的を達成することを誓ふ。」

この一文、なんだか分かるかな?
チャットの最後にも書いたけど、日本国憲法によると

第12条 この憲法が国民に保障する自由及び権利は、国民の不断の努力によつて、これを保持しなければならない。又、国民は、これを濫用してはならないのであつて、常に公共の福祉のためにこれを利用する責任を負ふ。

まぁ、ここまで書いたらその上も憲法の話だって言うのはもう分かる筈。
実際、生まれてこのかた、あなたの人生で一度でもこれを意識した事はありますか?

ない...?

まぁ、そういう人がほとんどだよね(反論あるならよろしく。むしろあることを期待したいけど)?
だから世の中こんな事になっているということは言うまでもない。と思いませんか?
というか、あなたの社会への不満の根源は全てこれに通じると言っても過言ではない。

そして、僕たちの扱う医療大麻の問題の本質はあくまでもこの根源から広がる諸問題の表層でしかない。しかし、同時にそれは表層にあるが故に僕たちがリーチする事の出来る数少ない鍵穴なんだよ。根は深いけどね。

僕が「名誉」も「努力」も無いニホンジンに未練を感じるのは、読んで字の如くまだ日本国民が成長過程にあるという観点/若しくは願望(自ら日本人であるがための)。しかし、それがタダの願望であり、実際の成長率が規定値に達しないなら、目を醒まさなければいけないのは僕である。