less than 10hours!!!


なんだかんだとバタバタしている間に、一審判決までとうとう10時間を切ってしまいました。
(気が付いたら残り9時間10分!!!気がついたらこの時間だったけどわざとじゃないですよw)
これまで、可能な限りいろいろと考えて動いてみたつもりですが、判決は「神のみぞ知る」といったところでしょうか。
これまでの医療大麻の解放を謳う活動で海外医師の意見書が出た事は、歴史上一度もなかったそうで今回が初という事らしいですね。
で、それが法務大臣や薬物乱用対策大臣などをはじめ与野党の国会議員の手元に渡ったのも初。
東京MXTVでもこれだけちゃんと医療大麻が議論されてるのはここ1年くらいなのかな?
難病患者本人がこういった主張を展開するのも初らしく、初物づくしの医療大麻裁判です。
シンプルな話、医療大麻は既に海外で運用歴がしっかりあるので効能に関しては議論の域でも既にないのですが、厚生労働省管理指導・麻薬対策課は「現状では議論する段階になく、我々がいいとか悪いとかいう話でもないと思っています」と、投げっぱなし。
じゃあ、むしろ邪魔だけはしてくれるなというカンジです。
「敗戦と共にただ単に押し付けられた規制を、後生大事に守っていきます」と、国民の血税で国民の生活を脅かす無能な連中は、本来必要のない予算の膨張にも一役買っている訳ですね。
しかもメインターゲットを一般市民に移すなどの方針を採っているそうですが、世界の流れとはまさに逆行しています。
自分たちの予算やノルマの為にわざわざ国民の生活を脅かそうだなんて身勝手もいいところですよ。
民主党も財源困ってるんだから、無駄メシ食いなんか即解雇してその分の税金を福祉にでも回せばいいのに。
この活動を通して知り合った他の患者さん達の状況を聞くと、ますますその気持ちが強くなります。
掲示版の方に野中さんが貼ってくれた記事なんかを見ても、この国の腐った医療の現状には辟易です。
(よかったら皆さん掲示版のほうも活用してください☆)
他の患者さんがコメントを残してくれてた中に「私もクローン病患者ですが、海外で認められている治療をどうして日本ではできないのか。それも病を抱えてない人達が医療大麻は認めないと決め付けるのも矛盾していると思い、毎日ずっと悔しい思いをしています。食べたいものも食べれない苦しみ、そして薬による副作用、治療に効果があると分かっているのにどうして使う事が出来ないのか。現状では治る事のないこの病気の苦しみを少しでも皆さんに分かってほしいです。」というものがありました。
それに対して皆さんはどう思いますか?
しかも、医療大麻を認めないとする側は、その根拠にしても一切の臨床データを持たずに再現性のない恣意的な情報に頼っています。
逆に僕の大麻使用は「医学的見地から必要なもの」と「診断」してくださったJeff先生は十分な研究と臨床データに裏打ちされた確かな実績の持ち主です。
自前の臨床データと実績を持つものと、方や一切の臨床データを持たないもの。
どちらが信用出来るかなんて子供でもわかりますよね。
僕はむしろ「現状では治る事のないこの病気の苦しみを少しでも彼らに分けてあげたい」です。
ちなみに6月頃に週刊朝日に取り上げられた際ちょうど次の記事が菅家さんの冤罪の問題だったのですが、未だに当時の関係者は誰一人謝罪していないそうですが、理由は「もう退官したから関係ない」との事であまりにも無責任ではないでしょうか。
しかし、これが検察や司法の実態です。
そのようないい加減な理由で最善の治療法を奪われ、副作用盛り沢山な実験動物扱いの患者の苦しみは彼らには他人事なのでしょう。
それと天秤に掛けられるのは、自分たちの給料やキャリア、天下り先の都合なんです。
身勝手な話ですよね。
と、ちょっと愚痴っぽくなっちゃいましたが、この1年で体調の悪化をそれとなく実感しているからというのもあるからかもしれません。
でも誰も責任なんて取ってくれないんですよね。
無責任に他人の生活を踏みにじり、それが許されると思っている人達はちょっと自分のした事の意味を思い知った方がいいでしょう。
他の方が諦めても、僕は諦めませんよw ね、東京地裁刑事第2部の中澤康夫検事さん。そして現状名前すら分からない論告・求刑を読み上げた中年女性検事は目も合わせずに「医療目的というのは減刑の為の卑怯な言い訳」とまで言い放ちましたからね。いやいや減刑は別に望んでないって言ってるんだけど(苦笑)むしろ、逆に目も合わせなかったのは多少なりとも罪悪感があったのか?
いずれにしても「卑怯者め、まず名を名乗れ!!!」でしょう。
で、結局、判決文がどうなるかは同じく東京地裁刑事第2部の山口裕之裁判官の判断と、法務大臣や薬物乱用対策大臣等が通達を出すかどうかというところですね。
というのも地裁の裁判官が違憲判決を出すとトバされるという話もあり、そう考えた時に目先の事しか見えていない裁判官だと正当な判決が書けないというのも納得です。
人生を賭けて正義感を貫く事がなかなか報われないシステムになっているんですね。
そこで、大臣などが通達の一つでも出せばひっくり返るでしょうが、それは一刻も早くお願いしたいところです。
大麻取締法自体、この情報化社会では過去の遺物意外の何者でもないと思うのですが、データも取らせないという子供じみたペテンはやめてさっさと次のステップに進まないと今回限りしか使えない「知らなかった」はもうないですからね。
「今までもともと在った法律なので疑いもしなかったけれど、今回、こういった具体的な陳情が初めて日本でも行なわれ、真摯に対応すべきであると判断した」ならそれはそれで潔い。美しい話ですね。
しかし、これをスルーしてしまうと、あとは「分かっているのに放置」している訳ですから、当然泥沼化しますね。
そうなると、更にこちらも海外ネットワークを駆使して応戦しなくてはならないので、お互いに大変です(苦笑)
既に世界は医療大麻解放の流れになっている(薬物の取締政策そのものに対しても国際的な評価は変わりつつある)以上、何もしなくても追従型の日本も10~15年以内には確実に認める事になります。
アメリカが一気に加速していることから、向こうで許可されたアメリカ人の逮捕が日本でも頻発し、年次改革要望書にいずれ盛り込まれるでしょう。
これはニュースではなかなか報道されないかも知れませんが(苦笑)
ただ、僕たち患者はそれまで待ってられませんので、泥沼に持ち込むならそれなりの責任も取ってもらわなければならないですね。
というわけで、11/2は12時~東京地裁正門前でビラ配り&13時30分@528法廷にて判決です。
(地下鉄霞ヶ関駅A1出口より徒歩1分)
個人的にはちょっと早めにいくつもりなので、あれだったら電話でもしてみてくださいw
090-2155-7460
そうそう、傍聴席を全員大麻無罪Tシャツで埋める企画が時間的に間に合わないのでやりませんが、無罪判決が出て僕の大麻樹脂が帰ってきた時の為にタバコ屋さんで巻き紙を買ってきましたw

本当はベイポライザーもいいと思うのですが、裁判所に持っていくにはちょっと向いてませんね(苦笑)
そして、徳島に居る大切なツレから大麻比古神社の幸御守を貰いました★明日は幸御守持参で行ってきます。

俄然、やる気でちゃいますねw
では、現地で会える方は現地で★★★
また、明日の結果はblogにアップするのでお楽しみに!!!
p.s.山口裕之裁判官へ
見てくれていますか?
さすがに今回の一連の件で国会議員等もそろそろ重い腰を挙げてくれるかもしれませんが、通常の審議を経ていては実用化されるまでに何年も掛かってしまいます。
その間に悪化した患者達の体調は元には戻りません。
逆に、今回の判決で医療大麻が無罪となれば、もう僕を捕まえる意味は無くなりますから済し崩し的に、利権で凝り固まった厚生労働省に対応を促す事にもなります。
それは、僕のようなクローン病に限らず、潰瘍性大腸炎や多発性硬化症をはじめとする数多くの難病患者達にとって大きな救いとなるはずです。
そこだけちゃんとした判決が出るならLSDの方は2年くらいまでなら入ってもいいと思ってるんで、よろしくお願いします。
成田賢壱