■明日(9/28)は第6回公判@東京地裁■

明日はいよいよ第6回公判です。
この裁判が始まってかれこれ、既に半年。
日本の裁判は時間がかかるというのは本当ですね(苦笑)
冤罪が無くならない理由もよく分かりました。
日本では過去例の無い難病患者自身による医療大麻裁判ということで、これまで様々な科学的事実を提出してきたものの「分かりづらい」「信憑性が...」などと難癖をつけられたり、医学的必要性を証言してくれる専門医の証人申請を「却下」されたりもしてきましたが、とうとう明日は論告・求刑及び最終弁論です。
この裁判で争っているのは、
「難病・クローン病を抱える患者が最も有効な(科学的根拠のある)治療法として大麻を使用、所持する事は果たして罪なのか?」ということ。
(日本国憲法は基本的人権を保証しており、その憲法に反するの法律は無効としています。)
※クローン病
http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/023.htm
日本では27000人を越える認定患者が居るとされるこのクローン病ですが、国内の患者は多量の薬剤(ステロイド内服、免疫抑制剤、抗炎症剤など)の摂取や食事制限を強要され、それでも症状を抑える事が出来ずに栄養剤生活になったり、度重なる外科手術の末にストマ(人工肛門)になる方も数多くいます。先の見えない「療養」や薬の副作用から精神的に病んでしまう方も多くいらっしゃいます。以前、安倍首相が急激な体調の悪化を理由に退陣しましたが、彼は潰瘍性大腸炎という病気だったらしいです。それのもうちょっと酷いのがクローン病です。
僕自身、2度の手術を受けており、ストマを勧められたことも有りましたが、それは拒否しています。
相談している専門医(1996年に医療大麻法が成立したカリフォルニアで、70,000人の重症患者を抱える医療団体の会長を務める医師)によると本来必要な量というのは「2~3g/日」ということで、僕の場合その半分以下ですが逮捕以前は可能な限り大麻を使用していたおかげで、僕自身は特に食事制限をせずとも、まだ比較的健康体に近い生活を送る事が出来ていました。大麻の有効性を知らない他の患者さんと会うと、ほとんどの方が僕とは比べ物にならない程重篤な状態であったりもします。
既に前回の公判で採用された証拠の中に「Jeff先生の法廷に対する意見書」もあり、それだけでも前例のないケースだと言えるでしょう。
大麻取締法の存在により、一切の臨床データを持たない日本にはこれに反論する術は有りません。
なお、その意見書の内容は来月中に某全国誌にて紹介される予定で、既に僕の住む豊島区の区議会議員、東京都議会議員の方々とは都議会での議題に上げて頂く話になっています。
前のブログで紹介した元大臣の国会議員の方からも公式な見解を頂く事になっていますが、これも近日中に実現する予定です。
不当な弾圧が終結する日は確実に迫って来ています。
今回の裁判で、検察、裁判官はどうでるのかが見物ですね。
ちなみに、刑事裁判の有罪率99.5%と言われる日本で、山口裕之裁判官が無罪判決を出せば、それは法改正への決定打となり、彼は歴史的英雄として賞賛されるでしょう。
それ以前に、中澤康夫検察官が大麻取締法違反での提訴を取り下げれば、同様に彼が英雄になるかもしれません。
逆に不当な判決を出せば、今後一生、糾弾します。それは覚悟して頂きたい。
今回はこれだけの覆しようのない証拠が目の前にあるのですから(苦笑)
とはいえ、変な判決?(一般的には正当な判決ですが)書くとトバされるらしいですからね、ああいう職業って。
それにビビって強引に潰しに掛かってくるかも知れませんが、そしたら上告ですね。また長くなりますが(苦笑)
ま、そんなわけで明日の最終弁論楽しみにしていてください。
医療大麻裁判
528法廷@東京地裁/PM1:30~
山口裕之裁判官
中澤康夫検察官
12時頃から正門前でまた、ビラ蒔き的な事します。一緒に、手伝って頂ける方はよろしくお願いします☆
(地下鉄霞ヶ関駅A1出口から徒歩1分)
あ、あと、この間北方ジャーナルという雑誌で北海道大学の大麻問題研究会(通称あさけん)の記事を書かれている記者の方と、北海道警察の裏金問題で戦っている北海道新聞のデスクの方と浅草で飲んできました☆
隣の席にいた人達とも医療大麻の記事の話で盛り上がりました。
ちなみにこちらが北方ジャーナルブログ

ここから頼めるみたいです。
http://www.7andy.jp/magazine/detail/-/accd/T0351725
筑波エクスプレスの浅草駅からすぐの飲み屋☆ものがたり
お勧めですw
