東京よしもと所属田畑藤本さんのYouTubeチャンネル「たばふじチャンネル」で紹介された本です。

コロナ休校が始まった3月上旬から、田畑藤本さんは8回限定で「喝配信」という生配信をしました。「勉強してるか⁈」のどなりで始まる約1時間の配信では、「勉強しろよ!」という熱いメッセージとともに、コロナ休校中に読んでおくと良い本、見ておくと良い映画などを紹介するコーナーもあり、社会人の私にとっても学び直しにとても良い情報をもらえています。

本書については、この動画の13分あたりから紹介されています↓
メガネをかけている方の藤本さんは、東京大学工学部卒業で、高学歴と高IQを武器に活躍されている芸人さんですが、藤本さんがすごいところは、自分の得意・不得意をよくご存知で、苦手な分野に関しては変に背伸びをせずわかりやすい本で学んでいく姿勢です。
こういうダイジェスト系の本は、なんとなく恥ずかしくてこれまで手を出せなかったのですが、藤本さんのおかげで堂々と読んでいます。

プラトンの『ソクラテスの弁明』とか、カントの『実践理性批判』とか、マルクスの『資本論』とか、タイトルは知っているものの内容までは知らない本ばかり。本当は大学生の頃に読むと良いんでしょうね。私はバイトばかりしていたから…。
1冊4ページで簡潔解説。イラストつきで楽しく読み進められます。
もしかしたら、「本当はものを知らない」という長年のコンプレックスを克服するきっかけになってくれるかもしれない1冊です。

宇宙物理学者の吉田直紀さんが、月や太陽系についての最新トピックスから、宇宙の起源、ダークマター、ブラックホールなどに関する話題を、ごく簡潔に解説している本です。

私は東京吉本所属の田畑藤本という漫才コンビのファンです。立命館大学卒業経営学部の田畑さんと、東京大学工学部卒業の藤本さんからなる高学歴コンビで、文系vs理系という構図もあってとても面白い漫才師さんです。

その田畑藤本さんがYouTubeチャンネルを持っています。漫才のネタも紹介されていますが、「都市伝説」シリーズや、藤本さんが科学の天才達を紹介する「巨人の肩」シリーズ、そして田畑さんの「宇宙ふしぎ発見」シリーズが人気です。
「宇宙ふしぎ発見」シリーズは、宇宙好きな田畑さんが理系の藤本さんに宇宙の素晴らしさと最新研究について語る構成となっていて、田畑さんの優しい語り口と文系ならではのわかりやすい解説が魅力です。このシリーズのおかげで、人生で初めて宇宙への興味が湧いてきました。

田畑さんが、動画制作にあたって参考にされている本のうちの1冊が本書です。
5章60節に分かれていて、ひとつひとつが完結した話になっているので、少しずつ読み進めていくことができます。「木星は太陽になれなかった天体」とか、ブラックホールの話や、必ずあるんだけど見たり捉えたりできない「ダークマター」という存在だとか、これまでまったく知らなかったことをいろいろと学べて楽しいです。

本だけでは難しい部分も多いのですが、「あ、これは『宇宙ふしぎ発見』でやってた!」という節もあり、動画を見直しながら読み進めたりして楽しんでいます。
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【概要】
この本は、「繊細でストレスを感じやすい人が、繊細な感性を大切にしたままラクに生きる方法」を書いた本です。--「はじめに」より
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仕事用に買った本です。
最近HSP(Highly Sensitive People)という言葉を聞く機会が増えてきていて、どんなものか知っておきたいと思って。

生まれつき感覚が敏感・繊細で、良いものに対しても悪いものに対しても感受性が高く、そのために生きづらさを感じている人のことを、アメリカの心理学者エレイン・アーロン博士が「HSP」と呼び、著者は「繊細さん」と呼んでいます。
ご本人も「繊細さん」のひとりで、これまで600人以上の「繊細さん」のカウンセリングを担当してこられた経験から、世の「繊細さん」たちに向けて、気持ちがラクになるコツやその繊細さを逆に活用する方法などを解説しています。

私自身は、どちらかというとADHDの特性があって、繊細さんとは真逆に近い存在です。
こんな特性なので、私は直さなければならないところが山ほどあり、直せていないことだらけです。それで苦しんだこともいまだに苦しんでいることもたくさんあるけれど、できないことはできない。時間がかかることは時間がかかる。それでもできることはある。できないことが多いので、できることは精一杯やる。そんな方針で生きています。

立場は真逆だけど、繊細さん達も「その細かい性格を直しなさい」「もっと要領良く」などと言われることが多いらしく、思いは共通しているかもしれません。

「直しなさい」の先にある「正解」なんてものは幻想だと思っています。
環境により求められるものは違うし、人間は多様であって「100%正しい人」なんていない。
なるべく生きて行きやすい環境を選び、そこでみんながそれぞれのデコボコを持ち寄って、補い合いながらうまくやっていけるのが一番だと思います。

この本に出会うことで、「私だけじゃなかったんだ」と思える人が増えるといいな、と思います。
いつも身につけているサコッシュに入る本は文庫本サイズ。読みたい本は新書が多いのでちょっと不便です。

もともとフィクションを読むのが苦手なのですが、小説への憧れもあって、短編ならふと読むことがあります。この本も「サコッシュに入れとく本が欲しいな」「たまには小説でも読もうかな」くらいの軽い動機で本屋で手に取っただけの1冊でした。

瀬尾まいこさんには全幅の信頼を置いています。この作家さんの作品で思いがけず重たい読後感になったことはありません。いつもほんのり優しい気持ちになって読み終えることができるので、安心して読み始めることができます。

本書は、「優しい音楽」「タイムラグ」「がらくた効果」の3編。瀬尾まいこさんの作品は、穏やかな終わり方をする割には、なんだか普通じゃない設定で始まることが多いです。
『優しい音楽』は千波さんと「僕」の出会いが普通じゃないし、『タイムラグ』も「私」と「不倫相手の子ども」という普通じゃない取り合わせ。『がらくた効果』では、恋人のはな子がおじさんを拾ってくるところから始まります。
「はぁ?」と思いながら読み進めていく読書は楽しいです。
コロナ自粛中に発売された芸人さんの本を。



バイク川崎バイクさんは主に「BKB」であいうえお作文を作る「ショートBKB」のネタが有名な大阪出身で東京吉本所属のピン芸人。2016年に漫才コンビの和牛が注目され始めた頃、2人を紹介したキューピットとして有名になりました。

そのBKBさんが、コロナ自粛中にnoteで毎日8:19(バイク)にショートショートを上げているというので、何気なく毎日読んでいました。文章の巧拙には詳しくありませんが、星新一好きなこともあって、どれも楽しく読みました。その中の1遍『電話をしてるふり』がバズって、書籍発売に至りました。

BKBさんも好きな芸人さんです。舞台での彼はいつも自信なさげ。すごいハイテンションで「BKB!ヒィーヤ!」とか「エクセレントー!」と叫んだかと思うと、すぐに「すみませんね、もうすぐ終わりますからね」などと小声になる。そのシャイ加減がたまらなく愛おしいです。単独ライブで披露するひとりコントも、ほんのり切ないものが多くて好きです。
この小説集の中の話も、全編そんな控えめなBKBさんの人柄が垣間見えます。

仕事で、プレゼンなどでちょっとハッタリをかましたりしないといけない時、内心ドキドキしていたり自信がなかったりするのですが、BKBさんの舞台を見ていると、その心の内を全部見せてくれて、なんだか安心するのです。
スタイリッシュにカッコよく生きている人がたくさん出てくるドラマよりも、BKBさんの漫談を見ている方が、明日生きるエネルギーをもらえます。

私は多分、底抜けに明るい芸人さんよりも陰を持っている芸人さんが好きだし、ほとんどの芸人さんがそっちタイプなのだと思います。