千葉の看護師転職事情は? | 元病院人事担当が医療現場を斬る!

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元病院人事が見てきた医療現場の様々。看護師や医師の転職事情や内部情報など、医療に関することを更新していきたいと思います。

千葉県の看護師転職事情は、東京でよく見られる都市型転職事情と、東京に隣接する埼玉や神奈川でも多い、地域型転職事情の両方が合わさっています。

千葉県で育ち、看護師になる。
若いうちは、時間に融通がつけやすく、東京にある大規模病院で夜勤や当直もこなす看護師が多いのですが、結婚や出産を機に地元の千葉県にUターン転職をしている看護師が多く見受けられます。いわゆるこちらが、地域型転職です。

一方では、結婚後に千葉県に住みながら東京の病院で働く看護師も多々います。東京へのアクセスもよく、通勤に不便がないことや、住宅地でゆっくりと生活できるなど、都内に住む生活スタイルとは、異なります。また、首都圏内の病院は、最新の技術や知識が国内で最も早く現場に導入される傾向もあるため、スキルアップできる地域でもあります。

太平洋側地区の現象としては、千葉の奥の方では、過疎化が進む地域もあり、高齢者が地元に残り、若い人は都心に出て行くという日本の風習が今でも残ります。しかし、不景気にあおられるように、都内で働く千葉県ナースが、転職を考えた時にUターン転職が思いつく方もおおいのではないでしょうか。

一生仕事に困らない職業として認識している方が多いのですが、地域によっては募集する病院数と募集数が合わない地域もあるといえるでしょう。

また、東京や千葉県など首都圏では、看護師不足の解決策として潜在看護師への職場復帰の呼びかけ運動も行われています。子供の学校プリントで配布するなどしています。