こんなに小さくて、こんなにかわいい女の子。
ご両親が初めてわが子を抱き上げる瞬間を見るたびに、新しい家族が生まれるその瞬間がどれほど特別なものか、改めて感じます。
今回は、ご両親とゆっくりお話しする時間がほとんどありませんでした。
キーウに到着されてから最初の4時間で、必要な手続きをすべて終えることができたのです。
到着して、そしてすぐに――小さな娘さんを抱いて、家路へ。
それでも、長い間待ち続けたわが子とようやく出会えたご両親の笑顔は、いつも私たちの心を温かくしてくれます。
今回は、ベビーシッターも泣いていました。
お別れの前、彼女は女の子をそっと抱き上げて、静かにこう言いました。
「小さな女の子。たくさん食べて、ぐっすり眠って、元気に大きくなってね。そして、世界でいちばん幸せな女の子になってね」
その瞬間、涙をこらえることができませんでした。
ご両親がワルシャワで2〜3週間かけて書類とパスポートの手続きをされる間、ベビーシッターたちは毎日赤ちゃんのそばにいます。
ミルクをあげて、抱っこして、寝かしつけて、その子の毎日の成長を見守っています。
だから、お別れの日はいつも少しだけ寂しいのです。
そしてその後は、ご両親から届く写真を心待ちにし、初めての笑顔を喜びながら、小さな成長の一つひとつを見守っています。
こんな時によく思い出す言葉があります。
「他人の子どもなど存在しない」
だからこそ、こうした物語のひとつひとつが、私たちの心に深く刻まれるのかもしれません。
どうか幸せで、明るく、愛に満ちた人生を歩んでください。
小さなプリンセスへ。
愛を込めて。
イリーナ
※ご家族のプライバシー保護のため、写真はイラスト風に加工しております。
