昨日も夜、会議でした。

本当におじいさんになりました。

帰ってきてからブログを書く気力が出ませんでした。

 

今日も今の時点で書ききる自信がないです。

すでに睡魔が襲っています。

 

例えばここでコーヒーを飲むと30分位で睡魔は消えるのですが、たぶん4時、5時までは眠れなくなってしまうでしょう。

 

それもちょっと困ります。

 

書けるところまで書きましょうか。

 

今日は午前中仕事をして、すみだトリフォニーホールに行きました。

 

「すみだサマーコンサート2017 わが街のオーケストラ」というコンサートに向かったのです。

新日本フィルの今季の最終コンサートです。

 

入蔵は音楽に精通した方のような、技術的な評価はできません。

 

入蔵に出来るのは4500円払って聴きに行った音楽的な素養のない普通のおじさんの感想を述べることです。

 

冷静に考えれば、ここで、入蔵がわざわざ感想を述べることもないのですが、入蔵は皆さんにお願いがあるので、書いておこうと思うのです。

 

入蔵のように全く音楽的、演劇的な素養のない人でも、十分に楽しめるので、皆さんなるべく、劇場や、音楽ホールのようなところに足を運んでくださいというのが、入蔵のお願いです。

 

もう何度か同じことを言っているので、またかですね(^_^;)

 

でも、一度きりの人生の、二度と戻らない時間を費やしても、悔いのない経験ができるのです。

 

このコンサートのポスターはとても地味なので、街中に貼ってあっても、あまり人目を引かなかったのではないでしょうか?

 

プログラムは

アルヴォ・ペルトの「子供の頃からの歌-少年少女合唱とピアノのための」

カール・オルフの「カルミナ・ブラーナ」でした。

どちらにも、すみだ少年少女合唱団が参加しました。

わが街のオーケストラという企画にふさわしい出演でした。

 

どちらの曲も外国語です。ペルトの曲はそれでも、子どもたちに理解しやすい歌詞内容だと思いますが、オルフの曲は子どもたちには理解しがたい内容だったでしょう。

 

「カルミナ・ブラーナ」はラテン語が主で、ところどころ古イタリア語、古フランス語等が交じる曲です。

 

合唱の皆さん、ソリストの方、ことに子どもたちは、歌詞を覚えるだけでも大変であったと思います。

 

けれど、皆さん、歌詞の内容も十分に理解して歌っていらっしゃるのがよくわかりました。

正確に言うと理解して歌っていらっしゃるように見えました。

 

「カルミナ・ブラーナ」はベネディクトボイエルン修道院で発見された中世世俗歌の写本が19世紀中頃に全集化して出版され、オルフがそれに魅せられて、作曲したものです。

ですからオルフはその歌詞が気に入っていたのだと思います。

 

入蔵は歌詞の内容が、あまりにもヴァラエティーに富みすぎていて、ちょっとついていけませんでした。

しかし、歌詞の意味に拘泥せず、歌詞が音と一体化したものが音楽だと考えると、入蔵のように音楽的教養のない者でも、わかりやすく美しい音楽の世界を十分に楽しむことが出来ました。

 

本来は演奏とともにバレイが踊られるようですが、調理場で焼かれる白鳥の歌を歌ったテノールの絹川文仁さんのケレン味たっぷりの表現、バリトンの青山貴さん、ソプラノに安井陽子さんの情感に溢れた歌い振りなど、バレイがなくとも十分に劇的で躍動感がありました。

 

とにかく、いつもそうなのですが、特に今日は上岡さんのピアノの演奏ぶり、指揮ぶりの良さが際立っていました。

いつ見ても、絵になる方なのですが。

その立ち居振る舞いを観ているだけで楽しい気分になります。

 

辛い気分の時の特効薬だと思います\(^o^)/

 

もしかしたら、合唱団の子どもたちの多くは、プロとして音楽の道に入らないかもしれませんが、今日の演奏会の観客の熱狂ぶり、客席と、舞台との一体感は一生の思い出、心の中の宝物として、心の中でずっと輝くでしょう。

 

今頃、みんな心地よい疲れの中でいい夢を見ていることでしょう。

 

入蔵は、今日は次男とコンサートに行きました。

 

うんと早い夕食を二人で取った後、入蔵は大学で行われる、講演会に行きました。

講演会の終了が、両国の花火大会の終了時間と重ならないことを、祈ってしまいました。

講演会は花火大会よりほんの少し早く終わり、入蔵はそれほど遅くならずに帰れました。

 

やれやれ(^o^)

 

今日も日をまたいでしまいました。

 

ではまた(^^)/