次の日、火葬するために
赤ちゃんと夫と母親とで斎場へ向かいました。
よく晴れて暖かく、空が青くてきれいな日でした。
斎場についていきなり目に飛び込んできたのが、
他の参列者の人の中にいた
小さな男の子でした。
ああ、うちの子もこんな風になったのかなあ?
可愛いだろうな、
そう思いながら、でもこれ以上辛くなりたくなくて、
目をそらしました。
お別れの時、
ありがとうね、と言って頬を撫でました。
悲しくて悲しくて、
涙が止まりませんでした。
一時間ほどで終了のお知らせがあり、
納骨場へ向かいました。
小さい胎児は骨が残らないかもしれない、と聞いていたのですごく心配していましたが、
しっかりと骨が残っていました。
小さくて細かったけれど、
白くてしっかり残っていました。
頑張って大きくなったんだね。
えらかったね。
ママ自分の好きなものしか食べなくて、
ごめんね。
泣きながら、小さな湯飲み茶わんくらいの大きさの骨壷に長い箸で拾って入れました。
それでもやっぱり体が小さいから、
骨壷の5分の1もありませんでした。
骨壷を膝の上で抱いて、
また家に戻りました。
母が、
先週は寒かったけど、今日はこんなに晴れてあったかくて、
よかったね
親孝行ないい子だね、
と言いました。
ほんとにいい子。
生まれるときもママが痛いの早く終わらせてくれたし、
今日も晴れてあったかいし。
家に着いて、また大声で泣きました。
もう本当に、死んじゃったんだ。
そう思って、夫にしがみついて
泣きました。
黙って抱きしめてくれました。
こんなに辛くて悲しくて、
この先私はどうやって生きていけばいいんだろう。
そう思いました。
