今日、チビ子が自転車に乗りたいと言うので、X'masプレゼントに買った自転車に乗りました。
とと様とわたしは徒歩で、チビ子の横や前後を走っていました。
でも、車輪が大きくなったので、早いんですよね。
いつもの交差点。
とと様が先に走って行ってしまって。
そのあとを何台かの自転車が走って行きました。
チビ子がちょっとだけ間が空いて交差点に差し掛かると、
大きなコンクリートミキサー車が左折してきました。
私はもう、大声で叫びました。
「チビ子ぉぉぉぉ、危ないぃぃぃぃ」
もうちょっとで自転車に手が届きそうでした。
でも、手が届かなくて。
ミキサー車は曲がってきました。
私はたぶん、何度も叫んでいたと思います。
たぶん、相当大きな声で。
でも、ミキサー車は止まらなくて。
が、何故かチビ子がミキサー車と一緒に曲がりだしたんです。
大きな自転車になってブレーキもすぐに効かなくて。
とっさの判断で一緒に曲がったのでした。
でも、曲がった先は下り坂で。
安心したのもつかの間、止まりません。
多分怖くて、もう、力が入らなかったのだと思います。
私は必死で走りました。
もう、必死で必死で、名前を叫びながら。
ミキサー車が気づいて止まりました。
しばらくして、チビ子が止まらないから曲がりながら、歩道に乗り上げ、止まりました。
止まったんです。
ひかれずに、止まったんです。
自転車がなかったらすぐに抱きしめたかったけど、
とにかく、もう、必死で、チビ子をつかんでいました。
私の目の前でミキサー車に吸い込まれるように走っていくチビ子。
本当に、生きてて良かった。
周りにいらした方々が、ミキサー車の運転手さんを止めて怒鳴ってくださって。
私、何もできなくて。
でも、いったん止まらなかったミキサー車の運転手さんを皆さんが怒って下さって。
本当に交差点にいらした皆さん、ありがとうございました。
運転手さんからは死角で見えなかったそうです。
見えて慌ててブレーキを踏んだけど、荷物の重量で下り坂だったこともあり、止まらなかったそうです。
皆さんがそれじゃダメだろうと言ってくださり、そして、おまわりさんを呼んで下さったタクシーの運転手さん。
次の信号で引き返してくれた、とと様を見て安心して皆さん立ち去って行かれました。
お礼を言えなくて、申し訳ありません。
私のブログなんて読んでいらっしゃらないだろうけど、本当にありがたかったです。
おまわりさんも、チビ子に優しくて。
しばらくして、ホッとして、チビ子と二人でギャン泣きしてしまいました。
生きてて、よかった。
皆さん、交差点、本当にお気をつけて下さいね。
トラックなどの大型車では、ななめ後ろを走っていた私ですら見えなかったそうです。
本当かはわかりませんが。
これからは、交差点では自転車は降りて渡ろうと話しあいました。
生きた心地のしなかった一日でした。