作年末に拝見した巨匠の二作
年末年始のお休みに、拝見するのに気合が必要な映画にがっつり取り組むつもり
・・・だったのに、コンフィデンスマンとか観ながらゴロゴロして終わったみどり。
↓ こんな世界・・・の予定だった。

その前には若干起動に乗れていたのに???な時の作品から二本。
『蜂の旅人』
テオ・アンゲロプロス監督作品
ギリシャ・フランス・イタリア合作・1986年
122分


マルチェロ・マストロヤンニ 様、ナディア・ムルージ 様、セルジュ・レジアニ様他
アンゲロプロス監督が「シテール島への船出」の後に
マストロヤンニを主演に迎えて描いたかつての活動家の最後の旅。
教師のかたわら、父を継いで蜂飼いの旅を続けてきた初老の男が、
娘の結婚式を家族との別れに旅立った。


蜜蜂を連れて昔の仲間を訪ねて廻る途中、ひとりの少女に出会うのだが……。
ギリシャ語をひとことも話せない大スター、
マストロヤンニが全編吹き替えで絶望のギリシャ男に挑んだ。
アンゲロプロス監督とはこの後「こうのとり、たちずさんで」で再び組む。
(映画.comより引用)



『黒い瞳』でどが~ん!と来る作品をスクリーンで拝見した勢いで、
同じくマストロヤンニ様主演作品へ。
ホンマこの方はカメレオンでらっしゃる。
ちょっと解りやすいオリヴィエラ監督作品って気もする一作。



そうか、台詞は吹き替えだったのか・・・で納得いくほど、
マストロヤンニ様の顔芸が迫り過ぎる位延々迫って来る作品。


築いてきた人生に別れを告げて最後の旅に出た男。
映画を拝見する時、その対象者というのは考えないみどりですが、
この映画は初老の男性が拝見すれば、もっともっと迫るものがあるかも?
・・・と思いました。
『家族の灯り』
マヌエル・ド・オリヴィエラ監督作品
ポルトガル・フランス合作・2012年
91分

ジャンヌ・モロー様、クラウディア・カルディナーレ様、
マイケル・ロンズデール様、ルイス・ミゲル・シントラ様他
オリヴィエラ監督104歳での作品、91分
ヨーロッパの小さな港町で、帳簿係として働くジェボは、妻と義理の娘とともに、
8年前に失踪した息子ジョアンの帰りを待ちわびていた。
そんなある日、息子が突然姿を現し、家族は動揺を隠し切れず……。
少数精鋭の豪華キャストを迎え、ある家族の愛を描いたポルトガルの戯曲を映画化した。
(一部映画,com引用)

『こうのとり、たちずさんで』でご共演されてらした、
マストロヤンニ様とジャンヌ・モロー様・・・と思うとしりとりのような映画鑑賞?
しんとしたオリヴィエラ監督の、舞台劇のまま老夫婦の居間とそこから見える街路で
繰り広げられる家族の一夜の話。
・・・なんで、写真はこれ一枚でいいような気も?

みどり、オリヴィエラ監督の世界って、理解しているのかいないのか自分でも解らない。
でも、安くもないDVDを購入して拝見してしまう引力があるんですよね。
この作品もしんとした気持ちが尾を引きました。

しかし、ごめんなさいカルディナーレ様!かなり終盤に認識するまで解らなかった。
そして、登場するシルエット見るなりジャンヌ・モロー様は解りました。
口を開かれるなりあのお声、だし。天晴修正現役おフランスの強気モロー様。
彼女が帰途についたら、いきなりばたばたした夜も静かに更けていくのが笑える?



この作品、何度も珈琲を入れに行くのですが、
これが定番直火式のエスプレッソ八角形の、高いんでみどりが手を出せないあれ。
1933年に発明されたそうなので、多種多様な映画で現れるのは大抵ビアレッティ?
濃いこくがある珈琲が好きなので、やはりいつか欲しいなあ・・・
って、欧羅巴映画のDVD二三枚メルカリれば買える???