いぬとやぎとニワトリと。ときどきネコ

いぬとやぎとニワトリと。ときどきネコ

我が家には犬が7頭、ヤギが6頭、ニワトリが3羽。そしてネコが3匹います。
彼らとの楽しくにぎやかな日々を綴っています。

このごろ忙しくて、フーフー言っている。

 

朝起きたらすぐに犬の散歩。

ヤギの世話をして、

エサが少なくなれば畑で草を刈って袋に詰めてくる。

 

ニワトリを増やしたいと娘が言うので、

知り合いに頼んでニワトリ小屋を作っている。

ぼくたち家族も一所懸命に手伝う。

家のまわりは草だらけ。

仮払い機を回して少しずつきれいにしている。

畑が細い竹に覆われてしまっている。

ヤブの中は太い竹が密集してきた。

切るだけではだめで、重たい竹をヤブから引っ張り出して処分しないといけない。

だいぶん前だけで大風が吹いて、

杉の木が倒れている。

これも片づけないと。

 

裏のヤブで栗が実っている。

柿も色づいてきた。

サツマイモもそろそろだ。

 

考えるだけで頭がくらくらしてくる。

 

「苦」とまでは言わないが、

「楽」とも思えない。

「よしやるぞ!」と気張らないと長靴をはこうという動きにならないのだ。

会社に出勤する前の多くのサラリーマンの人たちと同じ心境だ。

 

だけど、

ぼくがため息をついているような仕事が好きだという人はいる。

 

隣のヤブでは、

ある会社で経理をしている人が、

「体を動かせて、汗もかけるので、ストレス発散になります」と言って、

月に何度かやってきては作業している。

どんどんきれいになっている。

 

「ついでですから」とうちのヤギ広場のまわりの草を刈ってくれたりする。

 

彼にとっては竹を切ったり草を刈るのが楽しみなのだ。

 

草刈りでも、

「俺は草刈りが好きだよ。無心になれるから」と楽しみにしている人もいる。

うちの次女も仮払い機を動かしているのが好きみたいだ。

草まみれの畑がどんどんきれいになっていくのは楽しいかもしれない。

ぼくはそこまでの境地になれないけど。

 

人間って面白い。

人によって好みがまるで違うのだから。

 

スポーツだって、

ぼくのように運動音痴にとっては、

あんなしんどいこととてもできないし、やりたくもないけれども、

人生をかけている人はいっぱいいるわけだ。

 

ぼくは傍観者という立場が大好きだ。

にもかかわらず、嫌々ながらも草を刈ったり畑を耕してたりして汗を流している。

そんな自分に少し酔っているところがある。

それがモチベーションかな。

 

酒に酔った勢いでちょっとだけ悪さをしている真面目な青年という感じか。

ちょっと違うか。

 

とにかく今はできることをやるしかない。

がんばっていると、

必ず助けてくれる人が現れる。

 

そう信じて少しずつ進んでいく。

 

 

 

 

ニャン太郎改めカステラは、

子どもたちも大きくなって、

マイペースで過ごせているようだ。

 

保護したときにはがりがりにやせていたが、

徐々に体重も増え、

見た目もふっくらしてきた。

 

獣医さんに診てもらったところ、

まだ1歳ちょっとらしい。

早くに子どもを産んで、

それも暑い最中、

野良ネコのままだったら、

子どもたちが無事に育ったかどうかわからない。

 

ぼくとしては、

いいタイミングで保護できたと思っている。

 

子どもたちはすっかり人間に慣れた。

まったく警戒心なくじゃれついてくる。

 

しかし、

カステラは少しだけ警戒心がある。

 

なでさせてはくれるが、

抱っこはまだできない。

 

いつもお世話している妻や娘には喜んで近づいてくるけれども、

ぼくがネコ部屋に行くと、

じっと見つめたと思ったら、

ケージの奥やキャリーケースに入ってしまう。

 

1年ほどの野良生活は大きかったのだろう。

完全に信頼してくれるまではもう少しかかりそうだ。

 

これから、

ぼくのご飯係をやろうと思っている。

 

そして、

もっと仲良しになろう。

 

1年のつらい暮らしの思い出から解放してあげたいな。

 

この間は避妊手術を受けた。

心配だったが、

元気に帰って来てほっとしている。

 

わが家でのカステラの新しい生活。

快適だと喜んでくれているはずだ。

 

 

 

 

昨日の夕方。

ヤギたちの広場を見ると、

サルが5~6匹いるではないか。

 

広場の脇に、

一本の柿の木がある。

まだ青いけれども、

たくさんの実が実っている。

 

これを狙いに来ているのだ。

 

むしゃむしゃと食べている奴もいる。

 

確か、去年も食べごろになったときに、

ひと晩で消えてしまったことがあった。

 

サルの姿は見ていない。

「サルは夜行性じゃないし、おかしいな」と思っていたが、

やっぱりサルの仕業だったのだ。

 

あれっ。

だけど、サルはヤギのいるところには出没しないはずじゃなかったっけ。

 

サルはヤギにじっと見つめられるのが嫌で、

サル害防止にヤギを飼う村もあると聞いたことがある。

 

ヤギを飼ってからサルがまったく出なくなったと、

ある雑誌にも書いてあった。

 

ぼくはそれを信じて、

あちこちで得意になって話してきた。

 

うそだったの?

 

うちのヤギだけ例外。

サルだけ例外。

 

サルは、

こそこそ柿を盗んでいるわけではない。

ヤギがいても堂々と柿を取っていた。

 

ヤギも、

サルがいることをあまり意識していない様子。

 

うちのヤギはとても人懐っこい。

だから、

サルを人間だと思って、

まったく気にしていなかったのかもしれない。

 

サルもヤギたちが見つめないものだから、

我が物顔でヤギ広場を歩くのでしょうか。

 

隣のおばあちゃん、

「朝起きたら、畑のなすびがなくなってたわ。サルに食べられた」と怒っていた。

 

うちのヤギのおかげでサルがいなくなり、

村の人に感謝されると高をくくっていたのに、

計算が狂ってしまったな。