昨日は夏至、そして、本日6月22日10時9分山羊座の満月を迎えました。
太陽の力が最高潮に達した日の翌日、
月のサイクルも頂点へ
とにかく、エネルギーが強い！という印象があります。
満月の緊張感は本日いっぱいですが、
月が山羊座のエリアを通過する24日昼くらいまでこの満月の余韻は続きそうです。
太陽が獅子座に移る前日、7月21日にもう一度山羊座の満月が起きますから
この蟹座期の間に二度の手放し、浄化が起こるのです。
感情という水を淀みなく流し続け、いつもきれいな水で心が満たされるように浄化し
心のよりどころ、ホーム、土台を築いてゆく
自分に見合った場所へと引っ越してゆく、
自にあった姿へと脱皮してゆく
夏至のエナジーよみにも書きましたが、今年は春分図もアセンダントが蟹座でしたし
蟹座さんだけでなく、みなさんひとりひとりの中にある蟹座という質をどう磨き、育ててゆくか
重要な課題だと思います。
☆満月のホロスコープを見ると…
★アセンダントは乙女座
満月の山羊座も乙女座も土の星座ですから
夢や理想も大事ですが、現実の生活をしっかりと見つめましましょう
地に足つけましょう
というテーマがありそうです。
★海王星とのTスクエア
この満月には、海王星との緊張感も加わり
壮大な宇宙の手放し浄化大会が繰り広げられているように感じます。
山羊座は12星座でも頂点、結果を出す星座といわれています。
夏至のエナジーよみにも書きましたが
これは完璧だろうとか
絶対に大丈夫と思われるような
スムーズに流れていると感じられる
何も問題ない、と思っていたものごとにこそ
淀みはあるかもしれません。
そして、その手放しはどこからやってくるかというと
人間関係のエリアで起こりやすい
人との境界線を越えて、新しい人間関係が築けるように
自分のキャパシテイを広げるために
★居場所の浄化
居心地が悪いけど、い続けてしまっている場所
ずっと身に着けていたけど、これはちがうぞ？と思いながらも
身に着けてしまっている役割や、ペルソナ、
そういったものを脱ぎ捨ててゆけまうように。
蟹が脱皮するように。
引っ越しの時って
荷物をどかすと今まで溜まったほこりが出るし
いらないものがいっぱい目についたり
思い出に浸って、動けなくなったり
たいへんなカオスになりますが
このカオスをとおりすぎないと
すっきりしないわけで…
そういう、引っ越し前のお掃除的な満月だと思うのです。
★山羊座の月は蟹座のHome4ハウスに蟹座の太陽は山羊座のHome10ハウスにある
蟹座も山羊座も守りのサインですが
新しく変わってゆくために、外の環境へと積極的に出向いて行った方がいいし
出向きたくなるかもしれません
実際、そういう場面に出くわすと
心がおおいにゆさぶられるような出来事が起きやすい時です
でも、大変なことって
その人が乗り越えることができる困難しかやって来ない。
どんなに強い風に吹かれても折れることのない
しなやかで強い木のように
自分の軸が鍛えられている
ゆるぎない自分軸ができる
人にもまれて、自分の殻、境界線が壊れ
自分がひろがってゆく、深く、おおらかに…
★サビアンシンボルは
山羊座２度 「3つのステンドグラスの窓、一つは爆撃で損傷している 」
サビアンシンボルの２度は「反応」
１度で始めたことに反応する度数です。
山羊座１度は冬至「陰が極まり陽に転じる転換点」で
「陰の最後の日」だったのですが、
山羊座２度は「陽に転じた初日」
太陽の日の出、日没が少しずつ長くなっていく初めの日が山羊座２度
割れたステンドグラスは
「陽の初日」お日様の光の弾丸で、陰の要素が割れたのかもしれません。
自分がこれだ！と思っていた理想が、崩れ去るなんてことも、生きているうちに何度か体験すると思いますが、その感じ。
自分が信じていた精神性（射手座の火）は、理想論すぎてあまり人には通用しないことを思い知る。
そして、この段階で、はじめて一つ前のサインである射手座を脱し、山羊座の「地のフェーズ」（現実を固める）が始まります。