針と糸
小川糸
小川糸さんの、エッセイです。
小川糸さん、
優しい言葉を紡いで
暖かくなる作品を書かれていますよね。
暖かい言葉を使う人は
暖かい家庭で育ったんだろうなって
思っているので
お母さんとの関係が
少し意外でした。
私は
母とそりが合いません。
母の思いはわかるのですが
物心ついたときには
母の私に対する思いが重かった…
それをストレートに口に出す
母の言葉が重かった…
それにずっと反抗していた。
距離を取ることができた大学時代。
このまま山口県
母の元に
戻らないという選択もあったのに
結局
山口県に戻ってしまった。
それからずっと
実家で過ごし
やっと
やっと
山口県内だけど
距離を取りました。
スープは冷めちゃう距離だけど
今の私にとっては丁度いい距離。
たぶん、何年かしたら、
母の元に戻らないといけなくなるけど、
でも、この離れている時間が
大丈夫にしてくれるんじゃないかな。
小川糸さんも
離れることで
お母さんとの関係を見つめて
合わないことはわかった上で
お母さんのことを思うことができた
泣けたのは
よかったんじゃないかな
他はドイツでの生活のこととか。
海外生活～
いいなぁ。
シイナもしてみたいなぁ。
やっぱり
小川糸さんの作品は好きです