♪NODA MAP 逆鱗 4月1日 | 旅するオランウータン Coco の漂流記

旅するオランウータン Coco の漂流記

国内外の旅行だったり、まさやんのことや関ジャニ∞のことだったり、ちょこっとの出来事だったり…を、のらりくらりと書いてみようかと。

和歌山シリーズの途中ですが爆笑


NODA MAPの逆鱗です。

北九州のリバーウォークにあります、北九州芸術劇場にて。
シイナは4月1日(金)に行って参りました。

NODA MAPの公演を見るのは2回目。
前回はMIWAです。
当日券を求めて1日並んだ、あのMIWAなんですよ。


言葉がシャワーのようだな、というのが感想です。
まぁ、一人が発する台詞の量が多いっ!
ト書きも読んでる?
ちょっと説明っぽい?
ぐらいの台詞なんです。
それが野田さんの書くお芝居なんですかね。


いや。
役者さんって本当にすごいな。
どんな記憶術なん?

日頃も…

『あれ。あの……あれさぁ!』
みたいなのってないのかな?
それは違うところの記憶かな。


今日と明日公演で終わりのようです。
以下はネタバレになります。





ある水族館がお話の中心。
水族館に人魚を入れようと奮闘をします。

人魚が松たか子さん。
その水族館の館長に池田成志さん。
館長の娘で人魚の研究家が井上真央さん。
研究家の教授が野田秀樹さん。
電報配達や潜水夫が瑛太さん。
警備や潜水夫が阿部サダヲさん。
鰯ババアが銀粉蝶さん。
イルカくんが満島真之介さん。


その人魚は人魚なのか?人魚じゃないのか?
そんな問答を繰り返しながら、面白おかしく
お話は進んでいきます。
台詞は膨大なんだけど、役者さんが役者さんなので、ちゃんと笑わしてくれる。


中でも阿部サダヲさん。
彼がしゃべれば、『阿部サダヲワールドラブにしちゃうんですね。
前半は彼が話す時はほとんど笑ってました。
シイナが好きな役者さんの1人なんですよね。


でも、後半は…
阿部サダヲさんがしゃべろうが、誰がしゃべろうが、笑えません。
戦争という重たいテーマに一気に連れていかれます。
引きずり込まれるという感じですね。
ズルズルと。
人魚はそこへ繋がるんです。
暗い暗い海の底へ行く人魚。

切ない。


前半が楽しかった分だけ、後半の暗さが重くのしかかります。とにかく切なく、重々しく。

戦争はいけません。
陳腐なまとめだけど、絶対にダメです。
テロもダメです。
人間が武器になるなんておかしいです。
武器になった人間のその時の精神状態を考えると、こちらもおかしくなりそうです。
巻き込まれた方はそれ以上にたまったもんではないですけどね。


母と一緒に行ったのですが、母は舞台セットが綺麗だったと申しております。
海の中を表現してるからね。
シャボン玉や銀紙や鏡を使ってキラキララブ

衣装もきれいですラブ