- 葉桜の季節に君を想うということ (本格ミステリ・マスターズ)/歌野 晶午
- ¥2,006
- Amazon.co.jp
以前、SMAP×SMAPに女優の杏さんがご来店されたときに、杏さんが読書が好きだという会話になって。
で、中居君が紹介した本です。
その時は、「杏さんのおススメを読もう♪」
と思って、図書館で借りたんだけど、時代物ということもあってか、進まず・・・読めなかったのよね。
で、「読書の秋だぁ」
「よし。杏さんのおススメの再チャレンジだ!・・・ん?タイトルなんだっだかな・・・」
とネットで検索したところ、中居君のこの本のタイトルが出たのです。
さて、感想
本格ミステリーということもあって、一気に読みたい本でした - 一気に読めなかった理由は、長い(笑)
約400ページなのに、字が小さい。
あと、平日に読み始めちゃったことかな。
なので、眠る前に少しずつ、読みました
目次
出会い
古谷節子が築いた屍
再会
ヤクザ探偵成瀬将虎
交際
千絵ちゃん
蜜月
久高隆一郎殺し、それから
破局、そして復縁
安藤士郎という生き方
大破局
成瀬将虎、二十歳の挫折
約束
補遺
ミステリーなのでネタバレすると面白くないので。
差し障りのない感想を一言。
最後に全部のパズルがきっちりハマる感じが、とてもおもしろかったし、
「やられたー」って感じも気持ちがいい裏切りだった。
ウソはないセリフ回しで、読者を勝手に思い込ませ、話は展開を広げて広げまくっているのに、最後に
「実はこうなんですよ~あっかんべー」
と裏切り倒す「歌野晶午」という作家の文才に惚れました他の本も読んでみよう