『日野の悪夢』それは、誰もが知る残酷な事件
図書館大規模の日野図書館に火器を持った集団が、図書館側は何も出来ずに多くの死亡者を出した
その事件の生き残りである稲嶺 和一はそのような事件が2度とないように
『図書隊』を創設、現在は関東図書基地司令である。
その後、何年にもわたり司令であった。メディア良化委員会という国務機関ができ、日々、良化特務機関からの検閲と戦い、書庫を守っている。
「あぁーーーーーー!!」
午前の新入生訓練が終わり食堂に大声をだしながら入ってきたのは、笠原郁一等図書士
「堂上教官はあたしにだけ厳しいから、うざいーーー!!」
「ちょっ笠原!?」
そうやって、声をかけるは、柴崎麻子一等図書士
「なによ、柴崎!?」
「後ろ」
そう言われて後ろを向くと、指をぱきぱき鳴らしながら立つ堂上
「ゲッ!!」
「ほー、笠原、お前はそんな事を・・・・」
「だ、だって本当でしょ!」
「うるさいっ」
ガツンッーーそうやって言い合っていたいたのはもう何ヶ月、何年前のことだろう、今のあたしはもう
一等図書士ではない、図書士長である、そしてさらに女性初である、図書特殊部隊ライブラリー・タクフォース
堂上班に所属している、立派な図書隊だ。
oriqin-斉藤 美耶
夜、9時くらいだっただろうか、突然良化特務機関が武蔵野第一図書館に検閲の来た
まあ、突然といっちゃあ突然だが、検閲に来ることは、予想されていた。
今回はFAXで『地獄』という本を狩にくると来ていた
『地獄』という本は、最近子供に悪い事をしたらこのようなとこにいくという教育をするために
出版されたが、内容がグロク、子供に悪い影響を与えるということで検閲されるという、
それでも、夜に来るというのには驚かせられた
『警告!警告!図書館周辺に良化特務機関が潜伏している模様、防衛部はただちに戦闘配置に付け繰り返すーーー』
「んー、夜に来るとわね・・・」
そんなふうに呟く柴崎
「じゃあ!」
「がんばってね、いってらっしゃい」
「うん!」
バタンッー、戦闘服に着替えるため女子更衣室に向かう、中には誰もいない
「まあ、それもそうか戦闘に出るのは女子であたし1人だし・・・」
急いで戦闘服に着替え、銃を持ちヘルメットを被り服はーー脱ぎっぱなしで外へ出た
そこには、堂上班と青木班と斉藤班がいた。
「やつらのねらいの『地獄』の入った書庫を封鎖してこいこれは、堂上班に一任した!」
「はいっ」
と言って敬礼し青木班は先立って観覧室に入っていった。
「よし、急げ!笠原は書庫に『地獄』が入っているか確認したうえで、1回閉めろ!」
「了解しました!!」
「小牧は緊急時のときに備えろ!」
「・・・了解」
その時の小牧はクスリと笑い、とても緊急時に備える顔つきではなかった。
「笠原より堂上教官へ!書庫に『地獄』を確認、一度閉めます!」
郁が電子キーの読み取り盤に自分の身分証をかざすと、重たい音を立てて書庫の扉が閉じた。
それをもう一度堂上が自分の身分証で開け、再び閉めるーーーと、
扉が閉まる途中で
「ごめんね、篤ちゃん。書庫の中に人影確認しちゃった!」
そう言うと、斉藤一正は扉が閉まるギリギリで書庫の中に入って行った。
ガチャンッーーー
「えっ!?」
何が起きたか分からない笠原に堂上が
「・・・あいつは、書庫の中に敵がいると確認したんだ」
「????????????」
郁が意味が分からず、混乱していると、書庫の中から8回、銃声が聞こえた
1発、1発の音の間に、相手の悲鳴が響いた
8発目の音が聞こえた後に、斉藤班の全員が一斉に書庫に銃口を向けた
「さすが、斉藤班だけは鍛え方が違うね・・・」
などと、ぶつぶつ呟く小牧一正、その一方郁は、自分で今の状況すべて把握できないとわかったのか、
誰もが最初に思う疑問を堂上にぶつけてきた
「斉藤一正って手持ちに銃らしきもの持ってませんでしたよね??」
その質問に堂上は、一度ため息をついてから答えた
「あいつだけは特別で、マイ銃を持っているんだよ、腰に入れ物が何個もぶら下がってただろ?」
「はい」
「そのうち2つは、銃が入っている・・・」
「・・・!!」
そんなやり取りをしていたら、斉藤班の一員が
「すみません・・・書庫の扉開けてくれませんか?」
と、何こいつらしゃべっているんだ?言っているような顔つきで聞いてきた
「あ、ああ。スマン・・・」
堂上が身分証を電子キーの読み取り盤にかざし、重たい音を立てて開いた
中には良化特務機関の男が斉藤に襟元をつかまれながら、立っていた
「やっぱり、良化特務機関だったよ。篤ちゃん!」
とても敵を仕留めた人とは思えないほど満面の笑みをしていた
「笑顔でいるなんて・・・」
と、呟いたのが斉藤に聞こえたのか
「笠原さんが言えないよね、返り血あびてたんだし」
と言い返してきたので、笠原は恥ずかしくなり俯いた。
「それよりかも篤ちゃん、笠原さんには、僕の事一切話してないの?」
「いや、まあ、お前の銃のことなら少し話したけど」
「ああ、これね」
そう言って、腰につけてある小物入れのうち、右側につけてある袋から拳銃を2丁取り出した
「これはね、笠原さん。」
「はっ、はいぃ!」
いきなり名前が呼ばれたので、焦って返事をした。その光景に小牧、斉藤がクスリッと笑い
「ブローニング・ハイパワーっていって、銃身長118mm連続で20発まで、銃口初速360m/s有効射程50m使用弾薬は9mmのパラベラム弾、自動拳銃なんだよ」
「へー・・・そうなんですかぁー」
「そうそう、それでねこの銃は、司令に頼んで銃に直接『堂上』って入れてもらって、もらったんだよ!」
「っえ!?そうなんですか・・・って、もらえるんですかぁ!!!?」
「いや、まあ簡単な条件があったけど」
斉藤は笑ったけど、堂上と小牧は驚いた顔で
「お前、あれを簡単だとかいうのか・・・・」
「っえ?その条件って簡単じゃなかったんですか?」
「あたりまえだ!!バカッ!!」
郁は、いやぁ・・・バカッって言われても、知らなかったんですしぃーと、呟いていたら
「それじゃあ、篤さん外にいる良化特務機関を退治しにいきますか!」
などと笑いながら『退治』だなんて言えるのは、ちょっと驚いた。
玄関から出てすぐに良化特務機関がいた。すると、斉藤が書庫の中で『退治』した隊員を前に出し
「お前らの仲間だ、こいつを連れて今すぐここからいなくなってほしいんだけど」
少し動揺する良化特務機関に斉藤が
「これは警告だよ?あと、3数えるうちにいなくならないと僕、何するか分からないんだけど・・・」
と言ったけども、相手の隊長らしき人が「構わない、撃て!『地獄』を回収するぞ!」と
言い、他の隊員が一斉に撃ってきたので、堂上達が対応しようとすると
「警告終了、ただいまから対象の相手を撃ちます・・・」
急にそう呟いた斉藤が、ポケットから2丁B・H(ブローニング・ハイパワー)を出し
良化特務機関の隊員につっこみ、撃ちだした。
斉藤が撃った弾は全弾命中、さらに良化特務機関にあたった弾は全弾足に的中
一切、死亡者をださなかった
ミッション・クリア
「課題 任務 成功しました。」
「仲間を見捨てるなんて、腐ってるよあんたら・・・」
斉藤はそう言って左腰につけてある袋から粉を取り出し、良化特務機関のいる範囲に
ばら撒いた
「これ、火薬だからこれ以上抵抗すると、もっとひどいことするよ?」
そんなことを笑いながら言うのは、堂上・小牧も少し引いてしまう
しかし、良化特務機関はそんなことでは怯まず引き金を引いた。しかし、堂上・斉藤班の誰にも当たらなかった。もう、まともに定められないくらいに、斉藤に撃たれたのだろう
「本当に残念、2度も警告を無視するなんて・・・・」
そう言うと、腰の袋からライターを取り出し、良化特務機関に向かって投げてそれをマイ銃のB・Hで撃ち
大爆発を起こした
「こういうのを、粉塵爆破って言うんだよ」
語尾にハートが付きそうな甘い声で言う、その姿に全員硬直してしまった。