気持ちを切り替えてから少し過ごしやすくなった。



羊水検査の説明の日、お昼前、母が家にやってきた。

 

母が買ってきてくれたサンドイッチを食べてたわいもない話をした。

この日は泣いて話す事はなかった。


予約時間が14時だったので少し早めに出て母も百貨店に用事があるとの事で駅まで一緒に行った。


早く終わったらお茶でもしようと改札で別れた。


やっぱり1人で大学病院に行くのは緊張する。


15分ほど早く着いたが先に3.4人産科の待合室に座っていた。


14時になっても呼ばれるはずもなく、次かな?て思ったら後から来たすんごい体調の悪そうな人が先に呼ばれて気付いた。

そうだ…ここは大学病院で、午後診はきっと赤ちゃんやお母さんになんらか問題がある人の予約枠なんだと。


15時くらいに呼ばれた。


まずはエコー診ますねと助産師さんに誘導されると先生がもう準備して待っていた。


先生『体調はどう?』

私『最近、お腹が張ることが結構あります。』

先生『出血は?』

私『ないです。』

先生はまたもくもくと赤ちゃんを測り出した。

この日も頑張って顔を映してくれようとしたけど正面になかなか向いてくれない我が子。

先生『浮腫前よりマシになってないかな?あれ?前と同じくらいかな。でも最初よりはなくなってるね。鼻が前より高くなってる気がするなぁ。ここ口切れてるとこだね。ん?口蓋裂じゃないかもしれないね。ここ前は空洞だったけど骨が見えてるね。デベソも中に入ってくれてる。』




なんか今日は良い方向じゃない?と思ってたら先生が心臓を診始めて心音が流れた。

あれ?なんか音が均一じゃない気がした。

先生『音でわかると思うんだけどこのグラフ、ここがこうなってるでしょ。不整脈やね。んー。でも今日も元気に動いてる。』

不整脈!?
やっぱり心疾患だからなのかな。。
その時はそう思って先生に聞かずに納得してしまった。



先生『この後羊水検査の説明するからあっちの部屋来てくれる?』

先生の部屋に移動した。


先生『いつがいい?できるとしたら今週木曜日か金曜日か来週月曜とか。』

私『じゃあ木曜日か金曜日で』

先生『木曜日にしよっか。木曜日に羊水検査して13.18.21トリソミーがわかるのが1週間後でその他の詳しい染色体はそこから1週間でわかるから。次検診も兼ねて3つの検査結果きてる6月30日火曜日来てもらおうかな。』

私『わかりました。』

そしてだーっと羊水検査について先生から説明され、同意書を私の名前と旦那の名前と書いて当日持ってくるように言われた。

金額は自己負担12万。


先生『一応こっちでも血液検査しといてもらおうかな』
と助産師さんに言っていた。


助産師さんに後で羊水検査の当日の流れと採決場所教えるから待合室で待っててと言われた。

待合室に戻ると母が居た。
なんだかホッとした。


助産師さんが来て説明してくれた。

助産師さん『10時から検査開始だから9時半くらいに来てもらって、検査着に着替えて30分くらい抗生剤の点滴をします。それから検査するけど注射針より細い針だから痛くないよ。10ぷんくらいで終わるかな。その後はベッドに戻って2時間安静してその後ちゃんと歩けるか確認したら帰れます。』

私『母の付き添いいけますか?』

助産師さん『いけると思うよ。』


やっぱり当日1人は不安だったから安心した。

時間が子供たちお迎えギリギリの時間だった。

大学病院だから採血するのも採血室まで行かなければならない。

急いで採血室に行って採血してもらい、お茶をする間もなくダッシュで迎えに💨


16時半ギリギリセーフでした笑



口蓋裂がないかもしれないこと。臍ヘルニアは無くなってたこと。
1つ手術が減る事は良いことやと思えた。
単心室も口唇裂もお腹で治る事はないけど成長過程で治っていってる部分があることは本当すごいなぁと実感した。
やっぱりお腹で赤ちゃんが育つ事自体凄い‼︎不思議‼︎

不整脈はやっぱり気になるけど…。