数日間は携帯を放置した。
ただ丸1日ソファーでボーッと過ごす日が続いた。
本当はベビードックの結果を最初に行ってた病院へ報告がてら来てくださいて言われていたけど、医大の先生もこっちで診るて言ってくれたし結果も報告するって言ってくれたし、幸せいっぱいの妊婦さんが沢山いる病院に行かなければならないのかわからなくなった。
前日に電話で事情を説明し先生の許可を得てキャンセルしてもらった。
どこに行ってもお腹の大きい妊婦さんが目につく。
こんなにも世の中には妊婦さんがいるんだな。
幸せそうだなぁ。
赤ちゃん元気なんだろうなぁ。
羨ましいょ。
自分も妊婦なのにそんなことばかり思っていた。
不安になるだけだから検索はせずに居てた。
でも我が子のことをもっと知らなければならないんじゃないかと13トリソミー、18トリソミー 、口唇口蓋裂について調べるようになった。
沢山の方のブログなども読ませてもらった。
産んで育ててる人。
産んだけど天使ママになった人。
途中で死産した人。
考えた末諦めた人。
色んな人の気持ちや考えがなぜか自分の励みになっていた。
小さい小さい子たちが頑張ってる。
13.18トリソミー の子達も口唇口蓋裂の子達もみんな笑顔が可愛くて、自分も自然と笑顔になれた。
我が子はどんな子でも可愛いに違いない。
だって我が子だもん。
『諦める』選択肢しかなかった自分だったが少しずつ徐々に受け入れている自分がいた。
この気持ちの変化に旦那も驚いていた。
旦那が共感するかわからないが色んな人のブログを読んでみてほしいと薦めた。
本当は諦めるしか考えていなかった時、羊水検査をしてもどっちにしろ諦めるなら羊水検査をしなくてもいいんじゃないかと思っていた。
けど、気持ちが変わってからやっぱりこの子を知る上では羊水検査はしなくてはならないなと思った。
それからまた前に進んで考えればいいなと。
旦那もそれには反対せず、受けよう!と言ってくれた。
それから少し気持ちが前に前に向けるようになった。