私は一人っ子なので
「きょうだい」というものに
ものすごく憧れていました。
「一人っ子ってさ、何でも自由でいいよね」
って、よく言われたんですよ。
好きで一人っ子になったわけじゃないから
いつも「そんなんじゃない!」って思ってた。
だけど、
自分が3人の子どもの親になって
「あー確かに…」って
感じるようになりました。
きょうだいって
社会の縮図なんですよね。
第2子以降は、
生まれたときからライバルがいる。
誰もが母に愛されたくて
「自分を見て」と必死にアピールしている。
親は平等に扱っているつもりでも、
「自分は○○より大事にされていない」
「○○ばかりいい思いしている」
って思っているんですよね。
お母さんに愛されたい、
ただただ自分を見て欲しくて、
いたずらしてみたり、
大声で叫んでみたり、
きょうだいをいじめてみたり…
気にかけてもらおうと
子どもにしたら
必死のアピールなんですよね。
でも、私にとっては
いたずらも、大声も、いじめも
迷惑なことばかり。
やがてイライラし始めて、
「うるさーい!!静かにしなさい!
どうして優しくできないの!」
と、怒鳴りまくっていたわけです…。
私自身はアピールする必要性もなく
親の愛情を独り占めしていたので、
子どもが親を困らせるということが
よくわからなかったんです。
なので、
「上の子がこのように扱われたら
嫌な思いをするだろう」
と本を読んだりして、
わかっていたつもりでも、
結局、何もその子の気持ちは
わかっていなかった。
アピールするのに必死だったんですよね。
やることが半端なくて、
大変な思いをさせられました。
愛情を注ぎ続けて、
今はようやく落ち着いてきて
思春期でもなんとかなっていますが、
子ども1人ずつに愛情を注いでいくことは
当たり前なんだけど、大変なこと。
1人の子に一生懸命、愛情を注いでいると、
他の子が「自分は愛されていない」
と感じてすねてしまうから。
(これ、シーソーの法則といいます。)
なので、1人を持ち上げるときは
「褒める」のではなく
「認める」方がいいです。
その方が、
きょうだいの仲が良い悪いにかかわらず
他の子どもの不満が少なくなりますよ(^^♪
お母さん業って
本当に大変な仕事だけど、
接し方次第で子どもが
どんどん変わっていくから、
子どもがいて本当に良かったし、
子どものお陰で、
私自身も成長してるんです。
子どもに感謝です!
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子育て中のお母さんが
いつも笑顔で過ごしてほしい
お母さんの幸せが子どもの幸せだから
そのためには、
お母さんが育児ストレスをためないことが大事。
少しずつお子さんへの対応を変えていきましょう。
お子さんにあった方法、教えますよ♪
フォローで応援うれしいです♪
川石夏実