昭和50年初め頃からの松枯れ現象で、平野部の山林ではほとんど松の木が見られなくなりました。我が家の山林に1本だけ生きた赤松が見つかりましたので、陶芸の燃料用に17日に伐採に行きました。
伐採したのですが、松の上部が木と木の間の枝や蔓に引っ掛かり、倒れませんでした。注意していたのですが、松の幹を切断中チェーンソーが木に噛まれて、どうしてもはずれなく、分解してエンジン部のみ持ち帰りました。 体調が昨年からよくなく、昨日は雨降りで何もできないので、急遽病院での検査となり。20日から再び天候が悪くなりそうなので、19日1日だけが晴れ、錆びないうちにと、高枝切りを持って山へと向かいました。
その高枝切りの鋸も、枝を切るうちにジワリ下がり、幹と枝に挟まれて動かなくなりました。
念のため、掛矢を持ってきてましたので、それが功を奏して、ソーチェーンを回収することができました。
チェーンが外れてからの写真しかありませんが、掛矢で幹を叩いたら、少しづつ木がズレて幹の上部が落ちました。
松の上部の枝が、両側の木の枝に複雑に絡みました。
松を倒すには枝切りに労力が掛かりそうなので、下から
切っていくと、上部の幹が下へ下へと下がり始めました。
薪の長さは40cmなのでその倍数で切っていきます。
切っていくだけづつ、上部が下に降りてきました。
隣にはハゼの木があり、冬場といえども注意しないとかぶれます。
上部の枝が2m位の位置まで下がってきました。
40cm間隔の玉切にした状態です。
株元から40㎝間隔で切ってきましたら、最終の切断がちょうど枝のすぐ下で終了し、無駄なく燃料が確保できました。
切り口の位置が2m位まで下がってきました。
樹齢もそれほど古くなく、燃料としては最適な樹齢と太さです。
前からの蓄えもあり、これだけ確保できれば、登り窯の最後の攻め焚きに少し余裕ができます。