　灼熱の太陽のもと、住民は仮死状態となったように家の外に出ようとはしません。「もうこの町に未来はない」というが如しです。

　私は見るに見かねて「デジカメ散策」を日課としています。「明日のHPの写真」のためです。辛いと思われることも「日常」の中に取り入れると楽しみに変化するのです。

　「ふるさと発信」は、「小さな生きられる場」がテーマです。未来につながるものの発見です。発信することで、興味をもっていただければ訪れてくれるのです。

　歴史・人物、海山川の自然、新鮮な食材、温泉ありの豊富な資源がありながら、現場を見回らないのです。自分の感動が抜かれているので、ひとが訪れるわけがありません。

　たぶん私のHPなど見てくれる町民はわずかでしょう。反応皆無の状態です。「何もしないのが無難」という情況なのです。「負けてもともと」という他流試合をしてこないので、何を発信してよいのかメディア任せなのです。

　私は、ブログで「悪口」は出来るだけ押さえるようにしてきたつもりです。でも７８歳の老齢となりました。今言わなければ後悔を残すことになります。

　「住民よ家の外に出でよ」と言いたいのです。人と交流するとき自らの才能が開花するのです。自分では気づかないものが引き出されるのです。

　これは自然に対しても同じです。自分が体験してきたものが、風を感じて蘇るのです。体験というものに「無駄」はないのです。もし川遊びなど子供時代を思いだし、その現場に立ってみてください。そして子供たちに語るのです。そこが原点になり「町の再生」につながるのです。

　私は昨日、大沢まで自転車を走らせました。佐二平像のある岩の淵です。ここから飛び込むのを撮影するためです。でも私にはお願いしての「やらせ」は出来ません。でも、潜ったり、近くの温泉に浸かって暖をとる子供たちを見かけました。

　もし誰かボランティアで指導・監視したら安全な川遊びとして観光客を巻き込んだ場所として売り出すことができるはずです。「事故があったら」の「訴訟」を怖れて地方は元気を失ったのです。

町の再発見を