「何を食べたらいいの?」「量は?」「時間帯は?」
食にまつわる情報があふれている今、

「どうするのが正解?」って迷う人はとても多い。

 

でも本当のところ、正解なんて人それぞれだと思う。
体質も違えば、性格も違う。
住んでいる場所、働いている環境、

ストレスの有無、毎日の運動量──


それぞれ全然違うのに、

「みんなにとっての正しい食べ方」なんて、あるわけがない。

 

第二の脳、もはや腸が脳なのではとさえ言われている腸内には

約100兆個の腸内細菌がいるって言われているけれど、
つまり、100兆通りの“宇宙”が体の中にあるということ。
そこに他人と同じルールを当てはめるのは、

やっぱり無理がある。

 


体が求めているものは、人生のステージによって変わる。

私自身、雇われて働いていた頃と、

今の自営業とでは、明らかに体が求めるものが違うと感じる。
労働の質も、ストレスの種類も、責任の重さも違う。


ホワイトカラーとブルーカラーの仕事でも、

必要な栄養素はおそらく全然違う。

 

それなのに、

国が決めた基準値だけで健康かどうかを判断されたり、
そこから少し外れた数値が出ただけで薬を出される仕組みには、どうしても違和感がある。

 

「病院に行けば何とかしてくれる」
「健康は医者に任せておけばいい」


そう思っている人が多い世の中で、
病気の数が減るどころか、増え続けている現実。

自己免疫疾患、ガン、アレルギー。


本当に必要なのは、もっと早い段階での

“違和感”に気づける力なんじゃないかと思う。

 


一番の正解は、「自分の体の声に従うこと」

とはいえ、

「自分の体が何を求めてるのか、わからない」

という人も少なくない。
それも無理はないと思う。

 

なぜなら、現代の食生活には、

“体の声”をかき消すノイズが多すぎるから。
小麦グルテン、化学調味料、添加物、遺伝子組み換え等など。


それらを毎日取り込み続けていたら、

本来持っている感覚は鈍くなっていく。

 

だからまずは、

そのノイズを取り除くことから始めてみるといいと思う。


私たちのお店が、小麦という最大のノイズ

を取り除いたメニューを提供しているのは、
そのサポートの一歩になればと思っているから。

(小麦だけではなく、その他の原材料にもこだわってます)

 


「困っているから来てくれる」お客様の笑顔が、一番うれしい。

もちろん、「美味しいから来ました」

と言っていただけるのはとても嬉しい。


でも、もっと嬉しいのは──
「他では食べられないから」

「食べられるものが見つからなくて困ってたから」


そう言って、ホッとした表情で帰っていく方の姿。

 

食べることが、楽しみになる。
自分の体に合うものを選べるようになる。
そんなきっかけを、Perry Berryで見つけてもらえたら。

 

情報ではなく、体感で選ぶ食事。その大切さを、

これからも静かに伝えていきたいと思っています。