前回に続きグルテンフリー米粉シフォンの試作です。
今回は前回の失敗を踏まえてオイルフリーにしました。
前回参考にしたレシピですが若干変わります。
【今回の材料】 卵黄を5g減らし、卵白は8g増やしました。
- 卵黄 4個分（65g）
- 甜菜糖（卵黄用） 30g
太白胡麻油 大さじ2→今回はオイルフリーで- 有機豆乳 大さじ3
- 米粉リファリーヌ 70g
うめはらオレンジピール 40g→今回はプレーンで- 卵白 4個分（140g）
- 甜菜糖（卵白用） 40g
1.
大きめのボウルに卵黄を溶きほぐし、
甜菜糖を加えてハンドミキサーで白くもったりするまで泡立てる。
2.
有機豆乳、太白胡麻油を加えて泡立て器でざっと混ぜ、
米粉リファリーヌを一気にふるい入れて泡立て器でつやが出るまで混ぜる。
うめはらオレンジピールを加え、さらに混ぜる。
3.
別のボウルに卵白を入れてほぐし、甜菜糖を3回に分けて加えて
ピンとツノが立つまで泡立て、しっかりとしたメレンゲをつくる。
4.
3のボウルに4のメレンゲの1/3量を加え、しっかりめに混ぜる。
残りのメレンゲを2回に分けて加え、泡を消さないようにやさしく混ぜる。
5.
アルミシフォンケーキ型に流し入れ、
くるくると2〜3回型をまわして空気を抜き、
170℃にあたためておいたオーブンで30分ほど焼く。
(170℃だと黒焦げになったのでオーブンによってはアルミホイルをかけると良いかもしれません）
6.
こんがりと色づき、さわってみて弾力があれば焼き上がり。
型ごと逆さまに瓶にさして粗熱をとる。完全に冷めたら瓶からはずす。
今回は170度で焦げるのが嫌だったので途中で160度にし、
時間を短めにして焼きました。（それが失敗の原因に...）
最初は綺麗に焼けた！と思い
ひっくり返すと...オイルフリーなのに落っこちてしまいます
よく見ると生焼けじゃーーーーー。。。
重いから落ちてきたんですね。。
慌ててアルミホイルをかぶせて170度で焼き直し。
ぐちゃっとなりましたが、なんとか焼けました。
少しいびつだけどひっくり返せば大丈夫！
火も通りました。
切って見るとスポンジっぽい。
気泡がまんべんなく広がっていて綺麗です。
ちなみに前回のオイル入りシフォンと比べるとわかりやすいです
太白胡麻油入りのシフォンケーキはしっとりふわふわ。
オイルフリーのシフォンケーキはスポンジケーキみたいにほろほろです。
そもそもシフォンケーキとスポンジケーキの違いって何だろう？
と思って調べてみると、
シフォンケーキ：基本的にサラダ油とメレンゲのケーキ
スポンジケーキ：基本的に小麦粉・卵・砂糖のケーキ
ということなんです。
ということは油無しのシフォンケーキってスポンジケーキってこと？
ってなります（笑）
オイルフリーのシフォンケーキ＝スポンジケーキ！
しっとりフワフワの食感が好きならオイル入りで。
クリームと一緒に楽しむなら、ほろほろのオイルなしでうるパサを！
それぞれ楽しめます。
ちなみに私はどっちも捨てがたいのですが
店長はスポンジを気に入ったようです。
前回と今回で作った3種の中での美味しかったランキングは
オレンジピール入りシフォン
オイルフリーシフォンケーキ
オイル入りシフォンケーキ
となりました！
ということで次回はオイルフリーシフォンに
オレンジピールを入れてみたいと思います。
【使用したオススメアイテム】
アルミシフォンケーキ型は熱伝導が良いみたいでよく焼けます。
が油断せず、温度と時間も気をつけることが大事です。
グラニュー糖や精製された砂糖はできるだけ使いたくないので
甜菜糖を使用しています。
今回は使いませんでしたが、しっとりフワフワのシフォンを食べたい時に。
乳製品は苦手ですが、太白胡麻油はバターがわりに使えて
香りもなく製菓用にぴったりです。
前回と今回（焼き直しでおいしくw）うまくいった要因は多分米粉。
このリファリーヌって米粉が良いみたいです！
パン試作の時もそうでしたが、米粉が違うと全然違います。
美味しいものは良い素材でしか作れないってことですね！
夫氏、オレンジピール入りを食べてから「プレーンを食べたい」と言い
プレーンを食べてから「オレンジピール入りがおしゃれで美味しかった」と言い
オイルフリーシフォンを食べてから「オレンジピール入りが食べてみたい」と。
オレンジピール入れるとおしゃれな味に早変わりです。
今回は最初、うまくできた〜！と思いましたが
半生で失敗するも...
焼き直して美味しいスポンジケーキができました！
夫がオレンジピール入りとスポンジケーキ（オイルフリーシフォン）
を気に入ったので次回はオレンジピール入りオイルフリーシフォン
を作ろうと思います！
