私がべんがら染めを始めて5年ちょっと経ちました。

なぜ、べんがら染めを続けているのか?

どこに惹かれるのか?

少し振り返ってみたくなりました。


美術系の大学でファイバーアートという繊維を使った造形をやっていました。

在学中に創作に目覚めてしまい(笑)

卒業後も時々個展をしたりグループ展に出品したり、機会があれば羊毛フェルトなどで小物を作ったり。


染めるといえば羊毛や真綿をまだらに染めるとか、糸を染めるとかそういう素材をざっくり染めるという程度でした。

草木染めも少し習ったり。


きっかけは「野外でできる染めのワークショップってないかな?」というイベント企画者からの要望でした。


それまで経験してきた染色は火にかけて煮炊きするようなものだったので、野外ではちょっと難しい、ということで調べてみるとべんがら染めが見つかりこれは水で染められるので良さそうだなと。


早速、染料を取り寄せて染めてみたけれどあまりうまく染められず。


じゃあ習いに行こうということで、べんがら染料の製造販売を手掛ける「古色の美」の講座に行きました。


せっかくなので一通り学べるコースを受講して、卒業したらやはりせっかく学んだのでワークショップをやってみよう!ということて、ご縁のあったイベント出店から気軽な感じでスタートしました。


それが2013~2014年頃です。