今回のblogは、前回の「緊急検査」の内容の続きのような感じとなります。
今回は「決断」となります。
今までの話を少しまとめます←
夜中の入院→朝アンギオ検査→その後という感じです🌱
後頭葉の出血🩸また、出血が拡大し、硬膜外にまで広がりどんどん圧迫されている状態。
検査の結果、出血の原因はやはり…
脳動静脈奇形(AVM)
が、あるということがわかりました。
原因が分かった以上、その根本を取り除かなければなりません。
私は、そう決心しました。
※また、一度出血したAVMは再出血をおこしやすく、その危険性は15~20%とも言われています。
AVMについての治療法は以下のように分かれます。
①開頭手術(開頭脳動静脈奇形摘出術)
全身麻酔で実施。
頭皮を切開し、頭蓋骨を外して奇形を露出します。奇形に繋がる血管のみを切断しながらナイダス(血管の塊)を脳からはがし、一塊として摘出します。最も確実で根本的な治療法ですが、他の治療に比べて体と脳に負担がかかること、奇形の場所や大きさにより手術の危険性が上がるなどのリスクがあります。
②定位放射線治療(ガンマナイフ、サイバーナイフ)
奇形に集中的に放射線を当てて閉塞させる治療。体への負担はほとんどありません。しかし、欠点として閉塞するまでに年数がかかり(2年で約8割程度が閉塞)、大きいものでは治療効果が期待できなくなります。③脳血管内手術(カテーテルによる脳動静脈奇形塞栓術)
大腿動脈から、細い管(カテーテル)を動脈の中に入れて奇形の異常血管まで送ります。そしてカテーテルから奇形の中で固まる液体塞栓物質を流して、奇形を閉塞します。この治療単独で根本的に治療できることは少なく、通常開頭手術や放射線治療の前に補助的治療として用います。脳外科の先生方が、カンファレンスを通して、検査結果等から、私にとっての最善の策を練ってくれていました。
そして、、
開頭手術・脳血管内手術をすることになりました。
ほぼ、私の場合は1択だったみたいです🍃
理由は、出血の大きさや侵襲の程度、リスク等の大きさだったと言います。
私は、恐怖より何より治してやる!という気持ちが強く、開頭手術、脳血管内手術を提示されたとき、「よろしくお願いします」と返答しました。