探索日 2001/04/22

 

八田原ダム建設にともなう線路移設

切り替えは1989年4月20日

 

この奥が河佐駅方新旧線分岐点

植林のラインが旧線跡

芦田川沿いのコンクリートの護岸は鉄道時代からのもんやと思う

 

遊歩道「せせらぎの小路」になった廃線跡

福塩線の駅の駅名板を模したモニュメントがある

ここで使われていたもんか知らんけど、枕木が敷き詰められている

 

歩道の橋となった第八芦田川橋りょう

橋脚、橋げたは鉄道時代のもの

第九芦田川橋りょう

これも人道用の橋として現役

後方に八田原ダムが見える


苦谷山トンネル河佐駅方口

苦谷山トンネル南口からの一部のレールが保存されている

八田原ダムによって生まれた芦田湖

この湖の底を旧線が走っていた

左右にのびる小道が廃線跡やと思っていたけど、ちがうっぽい

ダム建設前の航空写真を確認すると、ここには線路の山側に並行して道路が走っている

奥は旧道跡で手前のラインが旧線跡ちゃうか

 

芦田川の向こう岸に沿う二つの道のうち、手前のほうが廃線跡やと思う

山沿いの道路はダム建設後に敷かれたもんやから無関係

ここもダム満水時には水没するはず

水がなければあそこ歩けるな


奥へのびる道は廃道跡

それの左に隣接するラインが廃線跡(たぶん)

先に小谷トンネルが見える

鉄道にかかわる施設はダム湛水前に撤去されたよう

古い航空写真を見ると、カーブの内側に民家らしきものが建っているけど、なくなってるな

小谷トンネル河佐駅方口

 

トンネル内から河佐駅方面を見る

 

小谷トンネル備後三川駅方口


芦田川のむこうに小谷トンネル北口が見える

こちらに向かって橋がかかっていたはずやけど、跡はまったくない

右は広島県道56号線小谷大橋

備後三川駅方新旧線分岐点

奥へ続く道路が旧線跡

キハ120形気動車の走る新線は左へ曲がり、延長6123mの八田原トンネルに入る