人吉の川が氾濫して、町が凄い事になっていた。
知り合いのところも、悲惨な目にあっていた。

僕は微力ではあるが、事実を見つめ共有したいと思った。

今回は、宮崎ライフセービング協会の藤田さんと、復旧活動している、自衛隊や、消防などの公務救難救助の方々や、ボランティアの人達に、"味の素"から物資を運ぶミッションを、藤田さんから依頼が来て、同行させてもらった。

はっきり行って、想像しきれないほどの過酷な状況だ。

川沿いにある町はほぼ壊滅、電気や水道も止まり、家はどこも泥だらけ。二階までだ。

そんな中で、ボランティアを集めて、災害復旧を進めてるチームと合流し、物資を渡せた。

とても喜んでくれた。

「何が出来る事はないか」と伝えると、山ほどあり、スコップ片手に1番酷い場所へいき、民間の泥を藤田さんと取り払う。

畳がおり曲がり、土で固まり持ち上がらない。
何も手につかないし、進まない。
だけど、その家の人達は、「ありがとう」と何度も言ってくれた。

行く事に無駄はないし、やる事はいくらでもある。

皆んな声を揃えて言う。
「人手が足りない」

コロナの影響で、ボランティアが来れない状況だ

僕らは物資を届けに行ったが、それじゃ解決できない事実に言葉を失った。

機械でもない、金も大事だが、人の手が必要なんだと強く感じた!

今回無力に感じたが、改めて人のために動く事に無駄なんてない。

現地の人達は、来てくれただけで本当に嬉しく、僕も心が通えたと思う。

災害の怖さを本当に感じた。
今ある生活を感謝し、また会いにいきたいと思う。

今回の記録をまたyoutubeの動画にUPしたいと思う。
現地の生の声、願いはTVは映してないから。
そこで共有する事で皆んなに感じて貰いたい。

騒然な救助劇を、救えなかったストーリーを。

今回、誘ってくれた藤田さんは、「また行こう」
と言った。

藤田さんは、「防災フィットネス協会」を立ち上げた。
これも、彼がだしたライフガードの、形なんだと強く思った。

もし、行きたくて1人で悩んでるなら連絡下さい。
一緒にいきましょう!