日曜日。


息子がご飯要らないとの事で、前から私が行きたがっていたメキシコ料理屋さんに連れて行ってくれるって言うカン君。


「お料理出るの遅くなりますけど良いですか?」


ってお店の人に言われて。


やめるのかな?って思ったら、カン君は了承して最後に空いていた席に座れました。


お店は満席で、キッチンに1人ホールに1人のスタッフさんでした。


と言っても4人席3つ、2人席2つの小さなお店です。


4人席の一つの人達と、2人席の一つのカップルにお料理が提供されています。


隣の4人席は高齢のお婆ちゃまと60代のご夫婦でした。


お料理が一つ出ていました。


私達はサラダとタコスを2つ頼みました。


私に生ビールとカン君はノンアルコールのビール。


入店が18時50分。


ドリンクが19時10分頃出て来ました。


お隣にタコスが出て来て。


それを食べた後、ご夫婦の奥様が店を出て行きました。


そこからタバコ吸いに出たり、カン君がお腹を見せて来たりして遊んだものの、全然何も出て来ません。


2人席のカップルが帰るみたいです。


テーブルを見ると、あんまり食べていないみたい。


サラダが出て来たのが19時50分。


1時間待ってサラダしか食べられていない事に驚きました。


隣の奥様が戻って来られました。


サラダはとても美味しかったです。


そこからまた苦行は続き。


カン君のタコスが出て来たのが20時半頃。


カン君はすぐに食べ終わりそうです。


もう無理でした。


しんどくて。


「すみません、私のタコスってもう作り出してますか?」


「はい、作っちゃってますね。」


「そうですか、じゃあ良いです。」


「え?お急ぎですか?」


もうすぐお店に入って2時間経つの。


急いで無くても帰りたいでしょうよ。


「待つの、疲れた。」


って結構大きな声で出てしまったみたいです。


隣のお婆ちゃまが


「ホンマに疲れた。」


ってボソッと仰ってました。


きっと奥様も待ちくたびれて一度家に帰ったのかも知れません。




2時間後に出て来た私のタコス。




脱皮したての蟹のタコスでした。


凄く美味しかったけど…


5分くらいで食べ終わりました。


強制的腹八分目。


もう行く事は無いと思います。