友達と女二人旅から帰った翌日はお仕事。
出勤して初めて顔を合わせるのはあの人です。
サロンとバーバーさんに大きなお土産を一箱ずつと、あの人とパートさんとマネージャーにはカラフルなクッキーを一箱ずつ。
あの人に最初に渡しました。
とても機嫌の良いあの人。
その日の応援はあの人が好きな若めの男性でした。
またお弁当を頼むらしい…
私も一緒に頼んでもらいました。
休憩の時、喫煙所でiQOSを吸っていると、あの人が現れました。
「息子さんが携帯を無くしたらしいわ。
友達の携帯にかけてって店に電話があったからかけてあげてくれる?」
あの人にもらった番号にかけてみました。
「すみません、☆☆の母なんですけど…」
「ああ、俺。」
息子の声じゃ無いけど、若い声でも無い…
友達?
「あの、息子が携帯を無くしたみたいで…」
「cookieちゃん俺!カン君やで。
俺が携帯無くしてん!」
そう言えば、息子が「携帯」って言うわけありません。
「スマホ」ですよね?![]()
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「なんで息子を騙って電話してくるんよ!」
「連絡つかへんかったら困るから、仕事用の携帯教えとかないとあかんと思って。
仕事中に電話して良いなんて息子さんくらいしか思い付かへんかってんやん!」
「やめてよ!ウチの息子の歳の声ちゃうやんか!
息子がウッカリした子やと思われるんも恥ずかしいし、彼氏が息子って嘘ついてかけてくる変な人やと思われるんも嫌やんか!」
「じゃあどうしたら良かったんよ。
大丈夫!可愛い声でゴニョゴニョ言うたから。」
「普通に急用でってかけて来たら良いやんか。
ウチの子がゴニョゴニョ喋る変な子やと思われるやん!
どこで落としたか分からんの?」
「そうなん?
落とした場所は大体分かったから今向かってるねんけど。」
「もう!変な事せんといてよ!
大体私の仕事中に見つかるんやったら私かける事無いねんから落としたって教えてくれんでええやんか!」
「連絡がつかへん状況なんを伝えないとあかんと思ったんやん!
と言うか、そう言うわけでちょっと仕事が押してて、今日はお迎えに行かれへんわ。」
「あ、私丁度車で来たからええよ。」
「なんで車で行ったん?」
「お土産が大荷物やったから。」
「分かった、ごめんね迎えに行けなくて。」
「気にせんといて」
謝るとこそこちゃうな!
その時はなんだか腑に落ちなかったんですけど、謝る所そこじゃ無いですよね?
カン君はやっぱり変な人かも知れません![]()
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あの人と応援さんに電話が彼氏だった事を言いました。
「あー彼氏さんやったんや。
何言うてるか分からんかったわー。」
やっぱり。
絶対変な彼氏だと思われましたよね![]()
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そんなこんなでご機嫌なあの人。
レジ締めの時にクレジットの締め作業を教えてくれるって呼ばれました。
「これ押してこれ押してこれ出してこれここに入れて終わり。」
「はい。」
「覚えてないでしょう?メモ取らないと。
私は何でもメモとるようにしてるの、忘れるから。」
「じゃあ、あの人さんが私が紙とペンを持つまで待ってくれたら良いと思います。」
「…次からそうするわ。」
勝ったかも知れない![]()
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お家に帰ると息子が吉牛が食べたいと言うので、2人で吉牛に行きました。
カン君が息子ぶってた話をすると
「え?俺スマホ無くしたらママに電話しなあかんの?」
え?疑問に思うとこそこ?
なんだかみんなチグハグだと思うのは、私がおかしいんでしょうか?![]()
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悪いのはカン君で間違い無いと思います。