なんと、ここでの出会いは、先の投稿の彼が最高だった。
なんせ、ビジュアル、デートにかけてくれた金額、変人度の低さ。
この後、私は迷路に迷い込む。

次に出会ったのは、俳優業兼設備屋さん。
この彼は片っ端から申し込んでいる。
間違いない。
私は出たり入ったりを3度繰り返したが、一番に申し込んでくれるのはこの彼。
2人目にお会いしたのはこの彼でした。

待ち合わせ場所は、彼の居住地の京都。
私は高速を使って京都まで。
写真は良かった。
全然違う人が現れた。
身長もきっとサバを読んでいる。
頭には謎のバンダナ。
革?ジャンの襟元にはfake fur。
ダサい。
派手でダサいは最悪。
悪目立ち。
それでも円山公園を散策し、案内してくれた。
時代劇映画にも出ているそうで、着物の女性の所作に文句をつけていた。

そろそろ日も暮れて、早く帰りたくなった私。
駐車場へ戻っていると、
「お茶しましょう」
と彼。
喫茶店に入り、少し会話をし、会計。

割り勘。
私は割り勘でも良いと思っている。
でも、私は高速を使い、一時間かけて、彼のバスで30分の距離まで来ているのだ。
まあ、もう会わないから良い。

その後、ずっと付いて来る。
「バス停、あちらですよね?」
と、さよならを促しているのに、ずっと付いてくる。
車に着くと、
「また会っていただけますか?」
会う訳は無い。
でも面と向かってひどい事言えない。
黙っていると、いつまでもどこか行かないので、
「送りましょうか?」
と、送ってあげる事に。

彼は私の5歳上。
遠くから呼んでおいて、480円のお茶も奢ってくれず、駐車場代も知らん顔して、自宅付近までおくらせる。

彼と2度と会いたく無いと思ったのは、私だけでは無いはずで、まだきっと、あのサイトに居るだろう。
最後に見た時には、「俳優業」はプロフから消えていた。