神秘の力にすがりたい人々 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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医学だ科学だなんだ言っても、結局病気や怪我をした時、自分に備わる治る力に頼るんじゃなくて、対症療法だと言っても薬物、注射、手術で治癒するという不思議な力を期待する人々がいる。

そもそも、医療がシャーマニズムだった頃も、人々はシャーマンの神秘の力に頼っていた。

普通に自然に単純に自分も世界もあるがままに捉えて、自然を利用して自分は自分の力を頼りに生きて行くしかないのに、誰か何か神秘的な何ものかの力にすがりたいのが人間なのかなと。

私は神でも仏でも教祖でも天才でも何でもないただの人なので、半分そういう立ち位置を期待される医師という職業をしている自分に違和感しか無いんですね。

今までお会いした神の手、カリスマ治療家みたいな人を普通の人にしか思えなかった私には、そんな神秘の力にすがるセンスは無い。