筋トレ需要 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 
私は自分の体を強くしてみたかったので、筋トレというものを始めた。
で、その方法を修めた。
 
で、老人なんて死ぬまで動ける体でいたい、子や孫に迷惑をかけたくないなんて言う人が大多数だろう。
 
じゃあ、いくつになっても筋力は強くなるし、その最短方法も知ってるし、わざわざ強くならない方法ばかりやってる医療業界を出し抜いて、爆発的に筋トレを流行らせてやるなんて思ってました。
 
しかし、そう言う老人には前提がありまして、「楽して」っていうことなんです。
自分が頑張ってまで死ぬまで動ける体でいたくないし、自分が頑張ってまで子や孫に迷惑をかけたくないわけじゃないんです。
 
何が何でもいくつになっても動ける体でいたいし、何が何でも子や孫の世話になりたくない、そのためにはどんな努力も惜しまないみたいな老人は皆無に等しいんです。
 
そんな皆無に等しい極小数の弱らずに強くなりたい老人需要、そういう老人にならないように健康になりたい需要を掘り起こそうとやってきましたが、結局筋トレ需要って、世界では美容のためには手術も薬物も使うみたいな人のためのオマケみたいな需要が殆どですから、なかなか健康のため・老化で弱らないために筋トレをしようなんて需要は殆ど無いんだなってのが、私の経験上の結論です。
 
で、動けない老人が、「何とかなりませんか?」とか言うわけですよ。
「筋トレしたら強くなるよ」って言ったら「じゃあ仕方ないね」って言うわけです。
ですから老人の前提として、「楽して」があるわけですよ。
老人は衰えているから無理してはいけない的な。
いやいや、筋トレしてないから衰えたんでしょうって話なのですが。