医療と医学と当たり前 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候


私は医学的に知り得た情報も積極的に活かして医療をしようと思っている。


しかし、そういう話をしても前の先生はそんなこと言ってなかったなんて言われることも多いし、最近は医療もそういう風に変わってるんですねなんて言われても、医学的にはそうなんですが医療的にはまだそうじゃないかもって答えざるを得なかったり。


でも、医学的な統計の相関がある有意差ありみたいなのも結構微妙なのも多い訳で、医療に反映されるのはまだまだだったりする。


この辺の匙加減で、個々のドクターの意見が違ってたりする訳ですが、そうなると強い意見は最新の医学的治験よりも教科書的な話になってしまう。


しかし、教科書的な内容も、最新の医学よりは前例踏襲的になりがちで、なかなか医療のスタンダードが変わるのには時間がかかる。


どこまでも確実なのは当たり前の話で、医療で言われ続けている内容が当たり前ではない時に、それは標準的医療よりも当たり前が正しいと私は思う。