医聖ヒポクラテスが説いた「自然治癒」。
これ、ほっといたら勝手に治るよねって意味に捉えがちだが、私が思うところヒポクラテスやガレノスは体操を指示したらしいと言われてるし、根拠の無い安静やノンストレスを絶賛するようになったのはサレルノ医学校からで、ヒポクラテスやガレノスは自然治癒を知りながらそれを最大限に引き出す方法を探し、もしかして心身を鍛えるという方法が一番自然治癒を引き出すと気付いてたのかもしれないなと思うわけですよ。
当時は現代人が超えられないような、ソクラテス、釈迦、孔子、神武天皇がいた聖人が生まれやすい時代ですから、現代の草ドクターの私が気付くようなこと知ってて当然かなと。
そして、サレルノ医学校から現代まで落ちぶれた聖人になれない人類は、鍛えるという自然治癒力を最大限に引き出す方法を忘れて、それ以外のごまかす方法を科学を駆使して模索し続けている気がしますね。