どうする筋肉ドクター | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 

 

 

もはや私の中で、どんな状態であろうと人間筋トレすれば筋力が上がり、やらなければ弱るのは、揺るぎのない確信になっている。

 

良い例も悪い例も嫌と言うほど見てきた。

 

このどんな状態であろうとというのも確信で、今日は疲れてるから、今日は痛いから、怪我してるから云々関係ない。

できないことは仕方ないができることはできる範囲で筋トレになる運動をした方が良い。

 

まあ、流石に全身高熱でうなされてるなら仕方無いが、できるだけ空けずに早々に筋トレ生活に復帰すべきだ。

でないと確実に弱り出す。

しかも、高熱出して寝ているのは、あっと言う間に凄く弱る。

特に私くらいの歳になると。

 

しかし、整形外科的には、こういう時は安静みたいな根拠の無い神話的一般論があったりする。

その間弱ることに医師自体も気にしたことも無かったりするので、とりあえず回復するまで休みましょうみたいな私からしたらヤバいことを言ったりする。

 

例えば、骨粗鬆症の圧迫骨折なんて、私からしたらそこまでよく弱らしたなというだけなのですが、骨折で痛いんだから骨が付くまで安静みたいなのが一般的だ。

しかし、そもそもちょっとした軽い衝撃で折れるような骨になってしまっていて、骨がもはや硬くなくてスポンジみたいになってクシャって潰れてるのだから、待ってても仕方がないと私は思うんですよね。

昔90代後半みたいなおばあさんの手術で大腿骨って骨幹部は皮質がそこそこ厚いはずなのに、そこもスカスカでそりゃ折れるわって骨で、手術で固定したいのに固定するスクリューが固定されないくらいスポンジみたいな骨になっていたことがあった。

もう、ここまで弱ったらどうしようもないなって感じでしょ。

安静にしてどうすんの?って思うでしょ。

 

ちなみに、筋力と骨の硬さって比例するんですよ。

だから、こういうおばあさんでも筋トレをするようにして筋力が増えていけば自然と骨も強くなるんですよね。

 

なので、私なんて骨粗鬆症の圧迫骨折のおばあさんなんて、痛みが許す範囲でまずこれ以上弱らないように活動性維持して、痛みが減ってきたら筋トレってのがベストの対応って思うわけですよ。

 

しかし、世の整形外科医は、とりあえずコルセット作って安静に入院などしてみて、潰れた骨がペッタンコなら神経が危ないからとか言いながら骨セメント入れる手術してみたりとか、骨粗鬆症には最近流行りの治療薬注射したり飲ましたりしながらマッサージみたいなリハビリで経過観察って、私に言わせれば寝たきりになれって言ってるみたいなもんですよ。

 

もちろん、圧迫骨折のコルセットなんて気持ち的なもので、してても潰れて行く人は潰れますし、大して潰れない人はしなくても潰れなかったんじゃないの?って思います。

まあ、若年の転落事故とかの圧迫骨折なら本気の骨折ですからまだ価値があるかもしれませんが。

で、レントゲン所見の骨粗鬆症や圧迫骨折と腰痛に相関が無いとかいう話もあったりして、骨が潰れたからセメントで起こすってのもさっき行ったスポンジみたいな中に硬い石みたいなセメント注入してどうするの?って思いませんか?

で、盛んに研究されている骨を硬くする治療薬も、結局薬物で無理矢理硬くしているだけですから、もともと体力も無いので動けなくなるのは止められません。

そういう悲惨な状況をマッサージで誤魔化してもその時だけの癒やしだけで、悲惨な晩年を作っているだけですね。

 

こんな風に思っている整形外科医は恐らく皆無で、私が筋トレを趣味としてきた筋肉ドクターだから思うことなので、そういう整形外科医と一緒に仕事することに無理があると思うでしょ?

そうなんです。

 

なので、こういう状況に出くわした時、どうする筋肉ドクターなのです。