きつい運動 | 筋肉ドクターの気まぐれ日記

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Killing Timeに日記を書き候

 

 

 

筋トレの要諦はできるだけきつい運動をすることです。

簡単な話です。

 

なので、きつい運動はしんどいからやらないってのは、弱る人生の選択と言えます。

 

しかし、運動してこなかった、重力を避けて生きてきた方は、感覚的にきついことっていうのが歪んでいる。

速く動くのとゆっくり動くのとどっちがきつい?って聞くとゆっくりと答える人はこのタイプだ。

思いっきりダッシュするのとゆっくり歩くのとで、ゆっくり歩く方がきついと思えるくらい運動に親しんでこなかったってことですから。

こういう人にきつい運動してと言っても軽い運動するに決まっている。そして、きつい運動したんだけどな?とか言う。

 

なので、論理的に分かりやすく、物理的にできるだけハイパワーでって言っても、これも力学など考えたことも無い人には分からない。

加速度とか力とかを物理的に勉強したことがない、しかも実体験と結びついてない、頭だけで答えを出してきた人もこれが分からないようだ。

 

なので多くの人はきつい運動をしてと言っても、結局適当に運動しているだけということになる。

 

要するに、肉体的にも精神的にも未熟な人に筋トレをやるのは難しい。

 

それだけじゃなく、インテリジェンスが低い人には、筋トレをやることの必要性も分からない。

ムキムキになろうとする人だけがやるものと思っている。

やらないとヨボヨボになっていくことを知らない。

そして、ヨボヨボになって危機的に弱っているから体が耐えかねて痛くなっているのに、なんでやろ?とか言いながらじゃあ強くなるように鍛えましょうと言っても、適当なただの運動をして強くならない事態に陥ってしまう。

 

ということで、できるだけ自分にとって一番きつい運動をすることって簡単な話なんですが、多少の肉体的精神的インテリジェンスがないと、難しいとなるようです。

 

昔、マッスル北村さんが筋トレをしている人はインテリジェンスが高いと言ってましたが、そんなに高いインテリジェンスは要りませんが、でも多少のインテリジェンスが一人でやるには必要です。

 

こういったことが分からなくてできない人が、きっちり筋肉を成長させる筋トレをしたかったら、それが分かっている人に手取り足取り習いながらきつい運動するしかないなと。